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狂った機関車-鮎川哲也の選んだベスト鉄道ミステリ (中公文庫 あ 94-1)

狂った機関車-鮎川哲也の選んだベスト鉄道ミステリ (中公文庫 あ 94-1)

狂った機関車-鮎川哲也の選んだベスト鉄道ミステリ (中公文庫 あ 94-1)

作家
日下三蔵
鮎川哲也
出版社
中央公論新社
発売日
2021-02-25
ISBN
9784122070271
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ジャンル

狂った機関車-鮎川哲也の選んだベスト鉄道ミステリ (中公文庫 あ 94-1) / 感想・レビュー

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engidaruma2006

故・鮎川哲也氏が選んだ鉄道ミステリ・アンソロジー(徳間文庫、全六巻)の全収録作の中から、日下三蔵氏が新たに厳選し、中公文庫で発行されたベスト鉄道ミステリ短編集。ややこしいな(^-^)。だから形としてはベスト・オブ・ベストになるのかと思ったら、この本の売れ行き次第では以降続刊する予定らしいので、ここで最高級の作品ばかり並べる事は出来なかったようだ。確かに傑作もあったがイマイチの作品も見受けられた。巻末に鮎川氏自身の作品(碑文谷事件)も入っていて、中編程の長さだった事もあり、読み応えがあって面白かった。

2021/04/03

UPMR

鉄道ミステリを集めたアンソロジー。収録作はもっとも新しい作品でも76年発表なので鉄道の描写など少し古めかしいのだが、流石に選び抜かれた佳品ばかりで必ずしも古臭さはなく、新鮮な気分で読めた。大阪作品(狂った機関車)の異常な動機の見せ方や永瀬作品(轢死経験者)の掌編ミステリのお手本とでも言うべき切れ味の効いた見事なプロット、二条作品(殺意の証言)の作中作による異様な雰囲気の演出と心理トリックなんかはどれも今でも通用する傑作レベルだ。

2021/04/10

Washoe2.0

“「なるほどそういう読み方もありますね。しかし私が描こうとした一つは、人間の持つ巨大な力についてです。それも悪の力についてです。いや、悪の力というよりは力は悪なのだ、という考え方です。権力を持つものはその権力の威力を知ったとき、それは悪に転換すると言いたいのです。力はすべて悪につながるものです。(…)」” (二条節夫「殺意の証言」)

2021/03/06

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