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歌舞伎町ゲノム (中公文庫 ほ 17-17)

歌舞伎町ゲノム (中公文庫 ほ 17-17)

歌舞伎町ゲノム (中公文庫 ほ 17-17)

作家
誉田哲也
出版社
中央公論新社
発売日
2021-10-19
ISBN
9784122071292
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ジャンル

歌舞伎町ゲノム (中公文庫 ほ 17-17) / 感想・レビュー

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イアン

★★★★★★☆☆☆☆シリーズ初の短編集となる<ジウ>サーガ第9弾。セブンの始末には無期懲役も、執行猶予もない。無罪か死刑。そのふた通りしかない―。前作でメンバーの一人を失い、新メンバーを迎え再び〝セブン〟となった彼らの前に、あの組織の影が…。ジロウや市村などこれまで内面が描かれることの少なかったメンバーの視点から綴られる5つの復讐の物語。露骨な性描写も多く、読み手によって好き嫌いは分かれそう(嫌いな人はここまで辿り着かないか)。その仕事ぶりは痛快ですらあるが、欲をいえばミサキ視点の物語も読んでみたかった。

2023/07/22

KAZOO

このシリーズも途中でかなり変わってはいるものの9作目になるのですね。コミックのワイルドセブンのような感じもしていましたが、今回は新しいメンバーが入ってきました。短編(5作)ながら中身はけっこう濃くて楽しめました。特に最初の話などは「目には目を歯には歯を」を地でいくようなもので結構どぎつい感じですが後味スカッとという感じです。

2021/10/26

のり

歌舞伎町セブンの欠けたメンバーに新たなる顔が加わる事に…本作は、それぞれのメンバーが話を持ち込んでの5件の事件。秩序を守る為のダークヒーロー達。相変わらず手際も良いが、繰り広げられる会話も面白い。裁きを受ける有無。見事な采配だ。「NWO」や「東」の動きも迫りつつあるのか?益々、目が離せなくなるシリーズだ。次作を楽しみに待つ。

2022/04/03

りゅう☆

歌舞伎町セブンに新メンバー加入。杏奈によりいつの間にか入らされていた感に笑える。ジロウは男性の自殺した婚約者の無念を晴らすため、市村はエジプト人アイマンが事故に至った経緯に怒りを、恋愛相談を受けた杏奈がジンさんに「手」を託し、掃除屋シンちゃんが掃除した死体って女の子が探してる彼でして…。陣内に届いた昭子からの「たすけて」メール。この世に悪は許さない、正義の味方歌舞伎町セブン!殺し屋だけど、情が溢れててカッコいい。悪を見事に成敗してめでたし…で済まない次なる問題に踏み込みそうな展開。早くまた彼らに会いたい。

2022/01/16

nyaoko

ハイ大好きですこのシリーズ!今回の短編のタイトルは「〇〇法度」いやなんか、ますます必殺シリーズっぽくてカッコイイ。新メンバーに掃除屋のしんちゃん。意外だけれど、仕事内容から言って加入は間違いない。グチグチと零しながらもすっかりセブンのメンバーとして働いてる所に笑う。ミサキの制裁も口の悪さもキレキレで最高。きっと読者からは嫌われどナンバー1の土屋。うん、同性としては絶対好きになれない。でも、こんなにふてぶてしくて強くて決して折れない女は嫌いじゃない。誉田さん、絶対この手の女が好きなんだろうな(笑)

2022/07/13

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