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人間とマンボウ-新版 (中公文庫 き 6-20)

人間とマンボウ-新版 (中公文庫 き 6-20)

人間とマンボウ-新版 (中公文庫 き 6-20)

作家
北杜夫
出版社
中央公論新社
発売日
2022-04-20
ISBN
9784122071971
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ジャンル

人間とマンボウ-新版 (中公文庫 き 6-20) / 感想・レビュー

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クプクプ

私は北杜夫の作品は、かなり読んだつもりでしたが、この本を読んで、様々な気づきがありました。ムツゴロウこと畑正憲氏のページには、自然と生きものを愛するムツゴロウさんだったが、文章も抜群に上手かったと書かれていて、その時代が懐かしかったです。北杜夫は芥川龍之介にも興味を持っていて、精神科医の立場から、もっと長生きしてほしかったと言っていました。一番、面白かったのは、夏目漱石文学紀行で、北杜夫が松山と草枕の舞台の熊本を訪れ、その旅についてボリュームのある文章を書き、読み応えがあり、さすが紀行文の名手と感じました

2023/11/02

佐島楓

主に吉行淳之介氏とのエピソードが読みたくて入手したのだが、三島由紀夫・川端康成両氏などとの交流も書かれ、面白く読んだ。真面目な顔つきでこちらが噴き出してしまいそうなことをお書きになったかと思えば、硬い文学論をきっちりとぶつあたりが変幻自在ですごいかただったんだなと改めて感じた。

2022/04/27

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