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数学の世界 (中公文庫 も 32-2)

数学の世界 (中公文庫 も 32-2)

数学の世界 (中公文庫 も 32-2)

作家
森毅
竹内 啓
出版社
中央公論新社
発売日
2022-04-20
ISBN
9784122072015
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ジャンル

数学の世界 (中公文庫 も 32-2) / 感想・レビュー

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原玉幸子

私にとっては、懲りずに又してもの「数学とは何ぞや」への挑戦でしたが、残念乍ら(当たり前の様に)第一部の「基数と序数の区別」から、今迄私がイメージしていた「何ぞや」は瓦解してしまいました。理解出来ないのは恥ずかしくても再読候補にはならず。第二・三部の数学の歴史や社会性だけで良かったのに。近時は理論体系化を求める傾向にあると対談者の二人は言い合っていましたが、そもそも数学はアウフヘーベン的になっておらずに、個々独立し細分化されたクイズの集積?との直感(先入観)を拭い切れず。(◎2023年・春)

2023/04/23

Mori

この本を読んだ上であらためて、高校数学の勉強をしてみようかと思った。枝葉を拡げることで、根を深く張り巡らすことができるのではないかと思う。

2023/01/14

メガネ@ポテトライナー

数学者(数学を仕事にしてるひと)の対談。正直噛み合ってないかんじは否めない。ほとんどよく分からないまま読んでしまったけど、前半の足し算や引き算の原理的な考え方(寄せ算=測度型、数え足し=ベクトル型)はとても面白かった。これらを渾然一体としていることが、中学校で負の数の入ったときに分からなくなる原因なんですね。。。

2023/01/10

kenitirokikuti

1973年の中公新書の文庫化。本書、いま読んだのでないのだが、わたしは数学科(中退)という身分なので、たぶん高校のとき読んだことあるはず。スプートニク・ショックとか、フランスのブルバキとかあって、日本の高校数学がめっちゃ難しくなった時期の対談である。解説で読者猿氏が約50年後の答合わせとして、鳴り物入りで導入された数学の現代化要素(集合論のあれとかね)は1977年度の中学の指導要領から基礎的基本的でないとして削除。もっと後には、高校数学に大幅な選択制が導入され、必修は数Ⅰのみとなった。

2022/08/07

丸々ころりん

世界は数学で成り立っていると言われるけど苦手者には理解し難い。数学音痴でも付き合い続ける為の本と言う一冊の帯に惹かれて購入。 やはり基礎理解があやふやだと難しい。自ら学ばないと身に付かないものと再認識。

2022/07/17

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