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在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)

在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)

在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18)

作家
山村 美紗
西村京太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2022-07-21
ISBN
9784122072381
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在原業平殺人事件-新装版 (中公文庫 や 15-18) / 感想・レビュー

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しのさー

山村美紗、西村京太郎の合作 伊勢物語や短歌、京都のお寺に詳しくなくても楽しく読めた 美男美女ばかりの2時間サスペンスそのものという感じ 西村京太郎さんが書き継いだとあり、どのあたりから交代したのかわからないほど、すんなり読めた 細川と明子は婚約をかなり早々と決めるんだなぁと思った 「今、流行してるものや、新しく出たファミコン」があって「携帯電話」も普通に出てくるのがなんか面白かった キムタクもまっ青くらいの美男子が業平の墓のうしろから出てきたことが1番の驚き

2022/10/28

小梅さん。

ばりばり昭和なお話だなーと思ったけど、30年ほど前の作品なので、平成になってからのものではあるようで。 まぁ、懐かしい山村美紗さんなので、そう感じてしまうのだろうな。 未完の作品に西村京太郎氏が解決編を書いたもの。 30年以上前にはずいぶん読んだお2人なので、懐かしく感慨深い。 在原業平については、通り一遍の知識しかないので、そういううんちくが語られるのも興味深い。 当時としても価値観は古臭いのではないかと思うけれど、それも含めて山村作品。

2023/01/16

まり

図書館本。西村京太郎が引き継いだ作品。でも山村美紗の今まで雰囲気がちゃんと入っていて楽しく読めた。在原業平に関しては、ほとんど知識がなかったので…そこがちょっと手こずって時間がかかってしまった。明子は、やっぱり片平なぎさをイメージしちゃうし狩谷警部はやっぱり若林豪を思い浮かべてしまう。でも、それが余計に何となく楽しい。

2023/06/18

まいさん

山村美沙の遺作を西村京太郎が書き継いだ本作。どこから書き継がれているのか気が付かないほどすんなりと読了。事件の背景に織り込まれた在原業平に関する謎や和歌、伊勢物語には興味をそそられた。

2023/02/25

いづむ

山村美沙氏が急逝され、西村京太郎氏が後を引き受けて完成させた本作。生前の交友の賜物か、かなり「シームレス」です(そういう目で見ると西村氏の担当部分は句点の付け方に彼の特徴が出ているかな、という程度)。名門大学研究室の出世争いと恋愛関係が絡む駆け引きに加えて、在原業平の人間関係が絡み合うのが面白い。和歌や古典文学、日本史の背景が織り交ぜられているせいか俗っぽくなりすぎない、その匙加減もすごい。堪能しました。

2022/08/15

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