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世界の名著 4 老子・荘子 (中公バックス)

世界の名著 4 老子・荘子 (中公バックス)

世界の名著 4 老子・荘子 (中公バックス)

作家
老子
荘子
小川 環樹
出版社
中央公論新社
発売日
1978-07-01
ISBN
9784124006148
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世界の名著 4 老子・荘子 (中公バックス) / 感想・レビュー

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DonaldTrump

老子も荘子もまとめて読めるお得な本。また、本編に入るまでの解説が詳しいので、解説書もいらないくらいのボリュームあり。さらに、本編も、時代背景や思想、用語の解説が詳しいので、めっちゃgood!!!孔子孟子と併行で読むと、理解がより深まると思う。

2010/02/22

tocyaya

無政府主義者の心の故郷、老子・荘子を収録。前者の全訳と後者の抄訳、小川環樹、森三樹三郎による全体解説と老荘関係年表、索引付。道をすべてを含むものとすると人為も含まれ、運命論になるが、人為によって自然原理である道がどんどん腐敗するという老子の指摘から、この解釈はない。むしろ、人によって社会維持の最低限のルールが生まれるが、その管理者によって支配を恒久化する悪法が生まれるとする無政府主義思想の基本を老子は言っているように思える。つまり権力は小さければ小さいほど危険が少ない。この思想は現代においてより有効だ。

2022/01/31

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