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ワイド版 マンガ日本の古典23-三河物語 (全集)

ワイド版 マンガ日本の古典23-三河物語 (全集)

ワイド版 マンガ日本の古典23-三河物語 (全集)

作家
安彦良和
出版社
中央公論新社
発売日
2021-05-07
ISBN
9784124036213
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ワイド版 マンガ日本の古典23-三河物語 (全集) / 感想・レビュー

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剛腕伝説

大久保彦左衛門忠教が著した徳川軍記【三河物語】。家康の半生並びに大久保一族の忠勤ぶりをメインに書かれている。ガンダムのキャラクターデザインで有名な安彦良和が、一心太助を忠教に絡ませフィクション臭タップリに仕上げている。 因みにこの作品は、その見事な構成で平成9年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞したらしいが、とても面白かった。

2023/04/13

eihuji

6/12読了。 大久保彦左衛門と一心太助の物語。 対象年齢が児童向けなので小難しい内容ではないが、 安彦がのびのび楽しんでいる様子が窺われるほど 細かい描き込みが頻出する。 原典「三河物語」は彦左の愚痴、つまり日記みたいな私的な覚え書きだそうなので、 本書「三河物語」は原典のコミカライズではなく、安彦のほぼ創作物と云ってよい。 年頭に読み終えた安彦良和マイバックページズに触発され入手。

2022/11/21

hirokazu

図書館本。借りたのは1995年刊の最初の版。一度読んだ記憶があるから、二十数年ぶりに再読。原本を読んで「つまらなかった」という安彦氏だが、太助の視点で再構築させることで愉しんで描いた感じがする。

2023/11/07

zatugei

ほとんど史料としてしか読まれないが、史料的価値は低いとされている「三河物語」を、これほど面白い物語にしてしまう手並みに驚いた。以前、立行寺のすぐ近くに住んでいて、墓所もよく見ていたが、久しぶりに行って見たくなった。そういえば寺の裏山(?)の公園に稲荷があってその手洗い石に奉納した町人の名前が刻まれていて、一心太助の子孫もいるのかと探したことがあったな。

2022/07/18

千本通り

実は1昨年NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」が再放送されてそれを観ていたので、好きな漫画家である安彦良和氏の描いたこの本を衝動買いした。さすがに文庫サイスで漫画を読むのは苦しくなってワイド版を購入。ドラマで大久保家と本多家の確執は知っていたが、ここでもうまく描かれている。毛筆を用いて描く安彦氏の合戦シーンは最高。

2021/11/07

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