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連戦連敗

連戦連敗

連戦連敗

作家
安藤忠雄
出版社
東京大学出版会
発売日
2001-09-03
ISBN
9784130638043
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連戦連敗 / 感想・レビュー

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ふ~@豆板醤

3。教科書みたいな本。畑違いもいいとこな私にはぴんとこない所もあったかな..コンペの裏側、都市再生、歴史や風土との調和、自然との共生、、要素要素はとても興味深かった。光の教会素敵!「たとえ食事を一回抜いてでも、本だけには惜しみなく金を使った」「創造とは、逆境の中でこそ見出されるもの」

2017/10/31

ひさしぶり

安藤忠雄さん なんとも好戦的です。所内コンペにかけて選ばれても彼の考えたアイデアで進めることになる ....(^^; 高度経済成長以降の日本は四方を海に囲まれた国土条件にありながら人々が海.川に触れられる機会がほとんどないとあり うーんと唸った。確かに勿体ない。西欧諸国の広場の本質についても 広場や教会中心に街が作られていて魅力的に思える。直島の美術館や光の教会はステキですが安藤さんの建物は建築基準法に合うんだろうか?施工業者泣かせのような気がして仕方ない と素人は思う。

2019/04/13

Teppei Tsujiyama

大学院の授業を元にした本。専門的なことは流していったが、面白い。コンペで負けまくる、負けるけど、転んでもタダでは起きないというより倒れない。社内コンペでは自分が勝つとか子どもっぼく見えるけど、さすが安藤忠雄という力があります。先日、この方の名刺を拝見する機会があったのですが名前しか載ってなくて、住所とか、会社名もなかった。世界で戦う人は違うなぁと感心しました。

2014/04/02

kazikaziyama

面白かった点二つ。 一つ目はエネルギー効率を追求すると建物のデザインが自動的に決まるとい話。換気や採光の効率を突き詰めていくと必然的にデザインが「決まり」、建築家の介在する余地が一見無いような状況が現出する。 建築家の仕事は施工や政治などの芸術的とは言い難い活動も含むというのが二点目。特に美術館などの公共建築は巨大プロジェクトで利害が錯綜しているので、空気を読んで立ち回らないと素晴らしい案を出してもコンペで勝つことができない。建築家はこうした分野にも興味を持って積極的に取り組まないとだめ、らしい。

2012/05/06

Tsukitaku

建築家のリアルな日常がわかる本。「気分は連戦連敗、でも厳しさゆえの緊張感が、あらゆる極限状況での可能性の追求が、本当の意味での創造に繋がる。建築は闘いである。創造は、逆境の中でこそ見出される。」

2012/03/24

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