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ルーム・オブ・ワンダー

ルーム・オブ・ワンダー

ルーム・オブ・ワンダー

作家
ジュリアン・サンドレル
高橋啓
出版社
NHK出版
発売日
2018-08-25
ISBN
9784140056974
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ルーム・オブ・ワンダー / 感想・レビュー

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ケイ

否定的な感想しかない。まず、原題中のmerveilleはワンダフルであるべきなのをワンダーとする事で、話題の米児童書のシリーズを連想させるのはズルい。そして、この本を12~14歳の少年が読んだらどう思うか?果たして感動する?身勝手な母親を喜ばせるためだけのストーリー展開と思う。不倫相手と言えど、男に内緒で子供を産んで育てる女も、子供に父の名前も言わない女も受け入れられない。昏睡状態の子供のたった2人の身内が、2人同時に外国に行くなんてありえない。セクハラを訴えるやり方も汚い。でもこんな感想は私だけね...

2018/10/10

アン

交通事故で昏睡状態になってしまった息子…。12歳の息子が人生で経験したい事を記す手帳を見つけた母親は、それを遂行し体験した話を彼に聞かせる事で、生きる意欲を取り戻していきます。フランス人である著者のデビュー作ですが、東京も舞台となり違和感を少し感じてしまう部分も。息子を持つ母親としては胸に迫る思いが伝わり、何気なく過ごしている日常がどれほど幸せな事なのか改めて考えさせられました。「今朝は晴れ、…時間はたっぷりある。ゆっくりとね。」

2019/02/10

奇跡を信じるパワフル母ちゃん。映像がイメージしやすくてサクサク読めた。ハートフルコメディです

2019/02/27

アキ

人生は1冊の本である、と思う。パリ在住のジュリアン・サンドレルさんのデビュー小説は20カ国以上で翻訳される。以前から作家に憧れていた彼の作品は、これからの時代の小説のよう。だれにでも物語を紡げるんだ。パリに住む12歳のルイにとっては東京は憧れの場所。事故に遭い、昏睡状態のルイにシングルマザーのテルマの心は張り裂けんばかり。それでも秘密のノートに書かれたミッションに東京・ブタペスト・サッカーと飛び回るうちに、色んな人を巻き込み、驚くようなことが起こって・・読後感は爽やか。パリっ子らしい、瑞々しい小説!

2018/09/03

昼夜

子どもが交通事故にあって昏睡状態になるという状況の中、自分に出来ることは何か思いついてからの行動力やエネルギーが凄い。考えと選択次第で最悪なことが起きたとき、良い方へ良い方へ導いてくれる希望が持てます。やりたいこと、行きたい場所リスト書いてみようかな。

2018/09/29

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