読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

境界線

境界線

境界線

作家
中山七里
出版社
NHK出版
発売日
2020-12-16
ISBN
9784140057155
amazonで購入する Kindle版を購入する

境界線 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

starbro

中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。中山七里デビュー10周年、12ヶ月連続刊行企画第12弾(12/12)コンプリートしました。オーラスは、「宮城県警シリーズ」第2弾、震災復興戸籍売買社会派ミステリの佳作でした。色んな要素が盛り込まれているので、もう少し長編でも良かったかもしれません。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000018219.html

2021/01/24

いつでも母さん

二人を分け隔てた境界線はどこにあったのかー12ヶ月連続刊行企画の結びは『復興の闇と人々の祈りを描く骨太のヒューマンミステリー』とある。ただ認めたくなくて、死を受け入れる自信がなかった笘篠。妻と息子の失踪宣告をしていなかった笘篠刑事の境界線もそこにあったのだなぁと、事件は事件として···あの震災の及ぼした全ての事は決して対岸の火事では無いのだと、改めて祈りと戒めを心に 刻む読書になった。間もなくあれから10年だ。企画ラストに相応しい読み応えのある作品だった。私の中の色んな境界線も思ってしまった。

2021/01/11

うっちー

大震災から10年、テレビ映像が今でも心痛いです。震災は多くの人の人生を変えてしまいました。

2021/01/19

Makoto Yamamoto

東日本大地震で妻が行方不明になった刑事の元へ彼女の遺体が見つかったとの連絡から始まるが、運転免許証に記載されたデータは正しいが、写真は遺体と同じく全く他人のものだった。あの日が起点となって、これまでと違った人生を生きる人たちをミステリーも加えて綴られている。シッカリした作品で、あっという間に引き込まれ読み終えてしまった。 鵠沼、五代が良く描かれていて、主人公?の影が薄くなっていたような。。。

2021/07/18

きいたん

人と人との間には様々な境界線が存在する。同時に一人の人間の中にもまた境界線が存在する。東日本大震災から7年後の東北。これは震災を経験しその結果引かれた境界線の左右の立場から己の心の境界線と向き合う者達の物語だ。世界中に衝撃を与えたあの震災。渦中の人々の絶望と恐怖は到底想像し得ない。あの瞬間どこにいたのか。何を見たのか。そんな偶然が確実に人を変えてしまう無慈悲な現実に愕然とする。しかし彼らの震災の記憶が蘇った時、彼らの間の境界線は一瞬消滅する。その事実が胸を軋ませる。あれから10年。この物語を心に留めたい。

2021/01/24

感想・レビューをもっと見る