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青天を衝け 二 (2)

青天を衝け 二 (2)

青天を衝け 二 (2)

作家
大森美香
豊田美加
出版社
NHK出版
発売日
2021-04-28
ISBN
9784140057179
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青天を衝け 二 (2) / 感想・レビュー

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どぶねずみ

全4巻だが、この2巻が一番「おかしれぇ」んじゃないかな(笑) エネルギーに満ちあふれた栄一の豊かな発想と行動力は若気の至りとも言われる失敗は多々あるけれど、とにかく一生懸命さが円四郎や慶喜様に伝わっている。「おかしれぇ」円四郎が、類は友を~と言うべきか「おかしれぇ」栄一を慶喜様の前に連れてきた。ってことは、慶喜様もお国の重圧から解放されれば「おかしれぇ」人間に違いねぇ!なんて想像をする。不真面目な話はこのくらいにして、ドラマでよくわからなかった点のお復習いポイントは天狗党かな。いよいよ3巻はパリ万博!

2021/11/16

Book Lover Mr.Garakuta

面白かった。類は友を呼ぶ。一流には一流の取り巻きが集まる。荒々しい大海原に傑出した人々が、歴史の奔流に飲み込まれて、近代日本の礎を築いていくのが面白いですね。

2021/06/24

だまし売りNo

『青天を衝け』が阿片戦争を強調したことは巧みである。栄一はガチガチの攘夷論者になり、横浜外国人居留地を焼き討ちにしようとした。これは明治の実業家として黒歴史になる。坂本龍馬の小説ならば武市半平太ら周りは攘夷を唱えたが、龍馬自身は最初からそれほど攘夷論者ではなかったという描き方をするだろう。しかし、そのような補正は歴史と向き合った物語を求める人々には物足りなさがある。『青天を衝け』は阿片の問題を強調することで攘夷が薬物犯罪の糾弾と同じように当時の人々にとって自然な感覚であると描いている。

2021/03/18

Hiroyasu

栄一らが、攘夷のために横浜焼き討ちを試みるところから、幕府の代表としてパリに旅立つまでの間。 栄一が、当初の志に葛藤しつつ、本当に日本のためを考えて、出発する。 国のために、日本のために、と考える栄一の志に感銘を受けた。

2021/08/08

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