あの人と短歌
あの人と短歌 / 感想・レビュー
佐島楓
痺れっぱなし。対話によって、ことばの森のそのまた奥に分け入っていく。
2020/12/17
ぐうぐう
実にスリリングな短歌談義が愉しい、穂村弘の『あの人と短歌』。北村薫と日常から韻文が消えたことを憂いていて、穂村が京極夏彦の分厚い小説を何十万もの人が読んでて、あっという間に読める短歌になぜ読者が少ないのかと嘆いているのが面白い。チャンドラーの『さらば、愛しい女よ』が村上春樹訳になると『さよなら、愛しい人』となったことを二人が「時代ですねぇ」と言ってて笑える。(つづく)
2021/01/14
ゆーり
エッセイしか読んだことの無いほむほむの本職、短歌を色んなジャンルの人と愛でる企画。 思ってもいなかった人が実は歌会に行ってたり、昭和天皇の御歌の裏話とかも。それにしても表紙のほむほむはとっても可愛い。そんな本を作った名久井さんまで。みんなことばが大好きで言葉に異常に拘る人ばかり。里中満智子の「天上の虹」読みたくなった。そうだほむほむの歌集も読んだこと無かった。
2021/01/12
kokekko
歌人・ほむほむこと穂村弘がいろいろな人と短歌のお話をする。ゲスト:北村薫、三浦しをん、清家雪子(漫画家)、知花くらら、金原瑞人、文月悠光(詩人)、鳥居(歌人)、小澤實(俳人)、保阪正康、里中満智子(マンガ家)、吉澤嘉代子(シンガーソングライター)、名久井直子(「水中翼船炎上中」などを手掛けたブックデザイナー)、俵万智などなど。おなか一杯すぎるラインナップで、短歌もたくさん紹介されていて歌集のような側面もある。歌の本は紙で買う方がパッとひけて便利なので、電書で買ったことを後悔した。紙がお薦め!
2021/01/20
oa
自分の言葉は生き延びるための言葉で汚染され尽くしてるのかもしれない
2021/01/08
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