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アドヴェント・カレンダー: 24日間の不思議な旅

アドヴェント・カレンダー: 24日間の不思議な旅

アドヴェント・カレンダー: 24日間の不思議な旅

作家
ヨースタイン・ゴルデル
Jostein Gaarder
池田香代子
出版社
NHK出版
発売日
1996-10-01
ISBN
9784140802779
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アドヴェント・カレンダー: 24日間の不思議な旅 / 感想・レビュー

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ゆのん

たまたま入った書店で見つけた本。クリスマスに読もうと衝動買いしたのだが、読んでみて運命的に出逢う本てあるんだなぁと1人感動している。アドヴェント・カレンダーを探し入った書店でとても古いものを見つける主人公。12月1日に一つ目の扉を開けるとそこにはメモに書かれた物語が。毎日一つづつメモを読み進めてゆくうちに現在の事件と重なり始める。互いに愛し合うというキリスト教の精神と、世界に平和をというクリスマスの精神を改めて教えられた。久しぶりにファンタジーを読んだが大好きな本の一つになった。

2018/12/24

ぶんこ

ヨアキムと父親の受け止め方を見ていると、子供の柔軟性、素直な心を感じました。時々父親の怒りん坊な態度、せっかちさにイライラさせられました。 つくづくキリスト教について、考えさせられる物語でもありました。 皆仲良く、助け合ってというのが、究極の教えのはずが、宗教戦争が何度も起きてるし、ユダヤ人迫害もあったし、などと思いつついんでいました。 アドヴェント・カレンダーは、我が家でも数年前から楽しんでいましたが、今年からは新たな楽しみ方になりそうです。

2014/08/12

ハル

クリスマスに向けて一日ずつ開けていく「アドヴェントカレンダー」を買った少年。そこには毎日少しずつ、一人の少女がイエス生誕の日まで2000年の時を遡る旅の物語が書かれていた… うーん、面白いことは面白いんだけど、日本人にはあんまり向かない物語だなぁ、という感じ。ヨーロッパの地理や、キリスト教の知識があれば「なるほど!」となるんだろうけど。でも、クリスマスを楽しみにする子供時代に読めば楽しめたんだろうな。残念。 そしてさすがはクリスマスの物語。全編に流れる「キリスト教バンザイ!」感が半端じゃない(笑)

2015/01/04

こかげ*ゆるゆる

一生つきあいたい親友に出会えた気分*♪これからずーっとよろしくね☆

2013/12/26

kinshirinshi

クリスマスにつき再読。『ソフィーの世界』然り、この作家さんは、歴史、宗教、哲学といった「教材」を「物語」に転化させるのがとても上手い(スウェーデンには地理教本として書かれた『ニルスの不思議な旅』の例があるし、北欧にはそういう土壌があるのだろうか)。ノルウェーの少年が手に入れたアドベントカレンダー。聖夜までの24の窓には、ベツレヘムへ向かう一人の少女の物語を記した紙片が隠されていた――。キリスト教の深いお話なのだが、日本人としてはプロットの妙だけでさらっと読んでしまった感がある。面白かったから、まあいいか。

2022/12/23

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