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ピレネーの城

ピレネーの城

ピレネーの城

作家
ヨースタイン・ゴルデル
畑澤 裕子
出版社
NHK出版
発売日
2013-03-07
ISBN
9784140815977
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ピレネーの城 / 感想・レビュー

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ぶんこ

何があったかは、最初からほぼ想像がついていましたが、当事者の二人のメールを読んでいると、あれ、違ったかな? 罪の意識より、若かりし頃の思いでに浸りすぎてはいないか? ソルルンさんの性格にも共感出来ず、スタインさんの図々しさにも驚きました。 追悼式に出たり、娘さんに冗談を言って笑わせる? ご主人のニルス・ペッテルさんがお気の毒でした。 読後感が悪かったです。

2014/08/15

アリ子

男性側の理屈っぽいメールを読むのが苦痛だったけれど、こんな展開になるとは!最後は驚きだった。読み終えてから派手派手な装丁に見入って納得した。

2013/11/11

参謀

『ソフィーの世界』で有名なゴルデルの新作です。『カードミステリー』で自分の読書感を一新してくれたので、ゴルデル作品は全部読んでいます。本作は30年前にあることがきっかけで別れてしまった男女が、再び巡り合い、その二人のメールのやり取りが書かれています。作者が環境保護活動に力を入れているのか、前半200ページは環境や宇宙のことなど(つらかった…)、残り100ページでは30年前に起こった事件+魂について書かれています。大雑把にいうと唯物論と唯心論の論争でした。物語としても???が多く、謎でしたね。。

2013/11/25

るりこ

ヨースタイン・ゴルデルの作品は大好きだ。でも前半部分は、こけもも夫人?なにそれ?なかなか明かされず、少々退屈を感じてしまった。後半明かされていく部分で一気に加速。最後はまさか、もしかして…!?退屈とは言いつつも、様々な事象の捉え方や考え方の違いをこんな風に描くゴルデルの作品はやっぱり好きだ。

2013/09/11

kappa

何ともすっきりしない結末。30年前の事件についても今一つはっきりしないまま終わる。同じ物事に遭遇しても立場や考え方の違いによってそれぞれの解釈は異なるということだろう。 ノルウェーの地名に全く馴染がないため分かりづらく感じた。いつかノルウェーに行ってみたいと思った。

2013/05/03

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