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こどもサピエンス史: 生命の始まりからAIまで

こどもサピエンス史: 生命の始まりからAIまで

こどもサピエンス史: 生命の始まりからAIまで

作家
ベングト=エリック・エングホルム
ヨンナ・ビョルンシェーナ
久山葉子
出版社
NHK出版
発売日
2021-07-12
ISBN
9784140818602
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こどもサピエンス史: 生命の始まりからAIまで / 感想・レビュー

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mae.dat

こども向けに上手く章立てして、コンパクトなセンテンスが読み易さを加速していますね。認知革命に依る虚構の世界。「物語」と言い換えられていますけど。虚構の世界であれ、ヒトは社会を形成し、そこに沿うて生きなければならないのでね。間違いだらけの(?)歴史に学び、どんな虚構の世界なら受け入れられるか考えて、素晴らしい未来を想像して創造して欲しいね。神様を大義名分にして争いや略奪していた(している?)箇所は、特に海外読者から総スカン喰らわないか大丈夫なのかな?と、要らぬ心配をしました。

2021/09/04

keroppi

楽しいイラストも多く一見楽しそうだが、書いてあることは、かなりシビアで今を見つめる上でとても大切なこと。賢い人という意味のホモ・サピエンスは、ほんとに賢いんだろうか。作物を育て、文字やお金を発明し、宗教を生み、世界中繋がったが、一方では、侵略や殺戮や差別等酷いこともいっぱいしている。その辺のことをとても分かりやすく書いている。人間は皆同じなんだという意識で、人間の暮らす地球を大切にすることがこどもたちに課せられたこと。過去の間違いを学び、未来に進むことを考えるのにいい本だと思った。#NetGalleyJP

2021/06/02

☆よいこ

ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』に触発されて、子供向けに書かれた人類史。イラストが多くていい。たくさんのホモ族の中でホモ・サピエンスだけが生き残った。生き残った人類は次々と他の生き物や人間を殺したり支配したりしている。いいこともあったが、それ以上に殺戮の歴史が長い。まだまた人類は変化の途中である。▽ヨーロッパ酷い。まるで駆け足だ。

2021/10/22

りらこ

何よりも読みやすい。 そして『サピエンス全史』のエッセンスがきっちり詰まっていて、理解しやすい。 子どもたちにはこの切り口は斬新で、自分たちと実はそれほど変わらない存在がいにしえにいたことに親近感を持つのではないだろうか。 私としては、狩猟民族が良いか、農耕民族が良いか、読後ずっと考えている。どちらも今の自分の生き方と異なるから、本来ならどうだったのだろうか?など。この本によってタネを蒔かれた思いだ。

2021/08/11

ころちくわ

ユヴァノ・ハラリ「サピエンス全史」の小学校高学年向け。漫画サピエンス全史よりもさらに簡単に分かりやすくなっている。この頃の日本は○時代で何してた、という漫画版には書かれていなかった解説もあって、挿絵も漫画版と違って楽しかった。

2022/08/20

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