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ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書 204)

ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書 204)

ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書 204)

作家
金田一秀穂
出版社
NHK出版
発売日
2006-12-01
ISBN
9784140882047
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ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書 204) / 感想・レビュー

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ルート

芦田さんが著書の中で紹介していた本。言葉には意味がある。辞書的な定義が基本だが、日常の中ではそれとずれて使われている言葉もある。けれども、しっくりきていて、特に問題がない場合もある。この本は正解不正解をジャッジする本ではなく、こういう背景があってこう変化したんだろうから、言葉って不思議だね、というテイストの本である。反射的に正解不正解を決めずに、そうした議論、思索ができる余裕があった方が、生きやすい世の中になりそうだ。もちろん、忙しい日常の中では、ちょっとの言葉のアヤで喧嘩になることもあるだろうけど。

2020/10/14

たかしくん。

図書館本で、ざっと一読。日本語で起こりうる曖昧さを、認知科学っぽく解説している、って感じでしょうか?

2019/10/22

らいしょらいしょ

そうだな、日本語クイズ、みたいなのはあまり好きじゃない。曖昧さや、語呂合わせみたいな遊びのような応用が聞く日本語、そういえばどうしてここはっきり伝わらないんだろうというような言葉として、とても興味深いが。秀穂先生の解説は平易でわかりやすく、いいと思う。

2020/06/08

art_mr

言葉は正式かどうか、正しいか正しくないか、ではなく通じるか通じないかの方が大切。「小人」「白飯」のような当て漢字のように。知識の領域(クイズ番組など)は調べれば分かること。 本当に面白いのは日常の中で使われていて、誰も困らず不思議に思っていないような言葉の中に、考えても考えてもわからなくなるような謎を見つけ出すこと… 買い物 についての考察は唸るばかり。子どものお買い物ごっこ に該当しそうかとなると「買い物」となる気もする。

2022/09/16

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

【ココロの琴線に触れたコトバ】私たちは、大切なものとそうでないものを分けています。しかも、その大切なもと大切じゃないもの、両方のバランスで世の中を見ています。大切なものだけを見ているわけでもないし、大切じゃないものだけを見ているわけでもない。それが人間の見方であり、言葉からもそうした人間の面白い見方がわかってくるわけです。

2015/10/05

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