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フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学 (NHK出版新書 573)

フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学 (NHK出版新書 573)

フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学 (NHK出版新書 573)

作家
鈴木晶
出版社
NHK出版
発売日
2019-01-10
ISBN
9784140885734
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フロムに学ぶ 「愛する」ための心理学 (NHK出版新書 573) / 感想・レビュー

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Artemis

誰もが承認欲求を持っている。 そして、愛する能力はあるが、相手がいないという誤解。うまくいかなくなると自分にふさわしくなかったと愛することの努力をしなくなる。 そしてどこかにふさわしい人がいるはずだと次を探そうとする。 そして堂々巡り。 人が人を愛すのは、孤立と孤独に対する不安があるから。不安の解消のためだけに表面的な愛に見える者に逃避することなく、生産的に人を愛すことで初めて人は豊かに幸せになれる。そのための自分の準備を怠らないこと。

2020/09/17

おかん

成熟した人間にしか愛することはできない。愛するには技術や修練が必要で、自らを律する、自分の内なる声を聞き人の話も傾聴できる、性急にならないなど。愛の達成のためナルシシズムの克服、自分と他者を信じる、勇気を持つ、能動的に動き自分の力を生産的に用いる。資本主義社会では、画一化された労働者が求められて機械のように扱われ、精神性よりも消費することや快楽、富を幸福とする人が増え、愛されることを望む人が多い。社会に身をゆだねるのではなく、そのことに気づくことから社会を変えようという。愛することはほんとに難しい。

2021/02/28

paseri

エーリッヒ・フロムの『愛するということ』を読んだことがあったので、手に取りました。引用部分も多く、原書の理解がより深まったように思います。現代人は「愛される」という点を重視している。愛されるためにはどうすればいいか、愛した分だけ愛されたい、…なんだか思考の中心が“自分”なんですよね。もっと相手のことから考えられるようになるといいのかなと思いました。

2019/02/27

メイ

友人関係、恋愛に依存しがちな自分は、自分で自分のことを愛せていないと気づき、愛とはなんなのかを知るために読んだ。愛とは能動的な感情であり、受動的ではない。愛は何より与えるものであり、貰うものでは無い。「自分の喜び、興味、理解、知識、ユーモア悲しみなど自分の中に息づいているものを全て与えるのが愛」 心に刺さった言葉が沢山あったので何回も読んで噛み砕きたいと思う。

2021/12/01

湯一郎(ゆいちろ)

愛とは「私の幸せ」でも「あなたの幸せ」でもなく、「わたしたちの幸せ」を追求することである。というのはアドラーの言葉。アドラーと同時代に生き「自由からの逃走」を書いたエーリッヒ・フロムによれば、愛されることは誰もが知っているが、愛することは誰にでもできることではないとのこと。愛することは技術であり、決意であり、能動的な行為である。ただし愛は資本主義と相性が悪い。愛は与えるものであり、交換原理では成り立たない。なるほどなー。

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