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ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫 SF ト 1-1)

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫 SF ト 1-1)

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫 SF ト 1-1)

作家
エイミー・トムスン
Amy Thomson
田中一江
出版社
早川書房
発売日
1994-10-01
ISBN
9784150110796
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ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫 SF ト 1-1) / 感想・レビュー

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活字スキー

【おもしろいかどうかは、あとでためしてみましょう。わたしは、セックスって考えてたほど大したものじゃないと思うけど】引っ越しの断捨離中に発掘したので再読。「リアル女なんてクソだ!だから理想の女の子は造っちゃおう!」という意味ではリラダン『未來のイヴ』と同じながら、こちらは世間様にも安心して広くオススメ出来る不朽の名作。著者が女性ということもあり、ガチの近未来SFというより、LGBTを含めた社会的弱者を掬い上げようとする愛を主題としたジュブナイルかな。何はともあれ「マギーたんマジ天使!」に尽きる。

2021/01/21

赤い熊熊

意識とはいったいなんなんだろうか。という問いかけが常に頭を巡りながら読了。美少女ロボットを造って自分に従わせよう。そんな生い立ちの人工知能が自意識に目覚め、自立していくお話。退屈せずに話が進みます。

2014/02/11

きまたよ

大分と前に読んだお話。オタクが作った少女ロボットが知性を持ち自立し、人間とかかわり、仲間を見つけていく。チューリングテストに通るだけで知性や感情を持ったと言えるかということは、今ではちょっと難しいよねという感じになっていると思うけど、一つのアプローチとしてこの話は面白いと思う。シンギュラリティは近いとの話もあるけど、まだまだ遠いんじゃないかと感じている。

2019/07/01

あかつや

人工知能が禁じられた未来、天才・アーノルドが作ったAI・マギーは美しいロボットの身体を与えられ、現実の世界に生を受ける。オタク青年が自分の理想のパートナーを自らの手で生み出そうという実に涙ぐましい発想。でもこのことを知られたら彼女は破壊されてしまうってことで、アメリカ各地を巡る逃避行が始まる。とにかくマギーの成長が微笑ましい。広い世界を自らの足で移動し、様々な人と交流することで確かな自我を獲得していく。彼女が成長していく様をずっと見守っていたくなる。ラストもすごくよかった。オタクはモテないから仕方ないね。

2021/03/11

仲本テンカ

無難な、美少女ロボット成長物語。無難です。キチンとしてます。悪くないです。安全です。ただちょっと長かったかもしれません。

2013/06/22

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