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太陽の黄金(きん)の林檎〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF)

太陽の黄金(きん)の林檎〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF)

太陽の黄金(きん)の林檎〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF)

作家
レイ・ブラッドベリ
Ray Bradbury
小笠原 豊樹
出版社
早川書房
発売日
2012-09-07
ISBN
9784150118709
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太陽の黄金(きん)の林檎〔新装版〕 (ハヤカワ文庫SF) / 感想・レビュー

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rico

陰鬱な雨の日が続いた10月。こんな季節にはやはりブラッドベリを読みたい。この作品集はダークファンタジー成分は控えめ。刺青の男もカーニバルも出てこない。皮肉たっぷりのユーモア、大人を振り回す少年少女たちの伸びやかさと危うさ、社会への風刺や鋭い批評精神。巻末の表題作は苦難の後の輝かしい勝利を描き、まさにアメリカンドリーム。1番魅かれたのは、孤独と哀しみが胸にせまる「霧笛」と、美しく理不尽な終末を描く「ぬいとり」。様々なブラッドベリを堪能しました。亡き中島梓さんの解説に、また涙。良い読書でした。

2020/10/18

ふう

新聞に「萩尾望都が影響を受けた作品」とあったので、どんな不思議な世界が描かれているのだろうと楽しみに手にとりました。『華氏451度』と同じ作者だと知ったのは、恥ずかしながら読み終えた後。22の短編が収められています。人の力や知恵が遠く及ばない、時間や自然の果てしない流れ。そしてその流れの中の孤独や不条理。一話めの『霧笛』から、深く静かな世界に惹き込まれてしまいました。 表現がとてもいいなと思うところもたくさんありました。「コーラは小道を走った。世界はコーラといっしょに走った」(山のあなた)コーラの喜びが

2014/05/10

ちえ

地球上の、火星の、宇宙空間のどこかの場所で起きたほんの小さな出来事。ブラッドベリの手にかかるとガラス玉の中の世界のように永遠に命を持ち続ける。読みながら思い出すのは私自身の中にある小さいけれど忘れたくない事。思い出すだけで涙が出そうになるその一つ一つを同じ様に永遠に留めておきたい。ブラッドベリと切り離せないジョセフ・ムニャーニのイラストがまた幻想的。今の私には名作「霧笛」は勿論、「四月の魔女」「目に見えぬ少年」「金の凧、銀の風」「二度と見えない」「ぬいとり」「草地」「ごみ屋」「歓迎と別離」が心に残った。

2019/10/29

拓也 ◆mOrYeBoQbw

短篇集。22編の短い短篇が収められていますが、内容はSFからファンタジー、ホラー、マジックリアリズム的なものと多岐に渡り、知らなければ一人の著者ではなく、複数の作者によるアンソロジーとも思えるような作品集になっています。しかしブラッドベリらしい”パラドックスの面白さ”はいずれも共通しており、光る作品が多いです。バタフライ・エフェクトを扱った『サウンド・オブ・サンダー』、ディストピアを感じさせる『歩行者』そして一夜の野宿を官能的に描く『発電所』あたりがお気に入りです~(・ω・)ノシ

2016/03/14

ちぃ

SFというよりはファンタジー色の強い、教訓めいた話も多い短編集と感じた。通勤などちょこちょこ読むのに丁度よかった

2017/11/19

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