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勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)

勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)

勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)

作家
デイヴィッド・エディングス
柿沼瑛子
出版社
早川書房
発売日
2005-06-23
ISBN
9784150203917
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勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT) / 感想・レビュー

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おかむー

長い旅とクライマックスの大戦、光と闇の対決という『指輪物語』以来の王道ファンタジー五部作の完結編。『たいへんよくできました』。物語のフォーマットは前述のとおり王道なのでラストの大団円まで予定調和ではあるのだけれど、多彩な登場人物の個性と常にユーモアを欠かさないテンポのいい会話がこの作品ならではの味となっている。邪神トラクとの決着からの終章の全員ハッピーエンドはお約束ながら実に小気味よい満足感に満たされる。初読では独特の味わいが咀嚼しづらいところもあるけれど、2度、3度読み返すことで真価が味わえますよ

2016/04/06

ワッピー

全面戦争による国土や人命の消耗を回避するため、リヴァを出たガリオン、ベルガラス、シラクの旅は続く。一方でアンガラクの予想外の進軍により、西方諸国の連合軍は挟み撃ちに遭い、全滅の瀬戸際に・・・予言された最後の対決に向けてひた走るストーリーは何度読んでも魅惑されます。ほんのチョイ役で出たキャラクターでもちゃんと活躍の場を与え、キリをつけるエディングスの構成力には脱帽。続編「マロリオン」にもつながる伏線が多々あり、何度でも戻って読み返してしまいます。使命完遂後のエピローグまで心憎いほどのサービスぶりに大満足!

2019/12/11

本木英朗

というわけで最終巻こと第5巻である。ガリオン(ベルガリオン)、セ・ネドラ、ベルガラス、ポルガラ、ダーニク、シルクなどまさに多くの人々が、竜神トラクと闘う羽目に……まあ、それはもう見てちょうだい。いやー、超面白かったよ、うん。しかもさらに〈マロリオン物語〉へと続くらしいし、よしよし。また近いうちの読もう。とりあえず、今のところはこれで。3回目だったけれど、いいよねえ、うん

2019/12/05

しろ

☆7 個性豊かな仲間たちと一緒に旅した壮大な冒険もついに大団円。ボスとの対面もまあ盛り上がって面白かったし、満足満足。ガリオンの成長物語と思いきや、ベルガラスとポルガラ+ガリオンって感じだった気もするけど。ガリオンに関しては、セ・ネドラとの恋物語が面白かったかな。なんだかんだ、王道ファンタジーの海外ものは面白い。

2014/05/25

tom

さあ、勝負には勝った。勝った者は幸せになったけれど、負けた者もそれなりの末期があって、みなさん納得納得というストーリー。たいした労力も使わずにサラサラと五冊を読み流して、それはそれで楽しかったのだけど、やっぱりちょっと古い感じのファンタジーという読後感。読み継がれるファンタジーの持つものは何なのだろうという疑問を持ったのでした。

2021/09/19

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