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イティハ-サ (7) (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-7)

イティハ-サ (7) (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-7)

イティハ-サ (7) (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-7)

作家
水樹和佳子
出版社
早川書房
発売日
2000-11-15
ISBN
9784150306519
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イティハ-サ (7) (ハヤカワ文庫 JA ミ 8-7) / 感想・レビュー

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みとと50

亜神・威神でも救えず。後の世に一神教が現れるとも、それを打ち砕き進化の道を探れる者を探し出す手段として、神々の争いや人の間に起きる戦乱があったって事。また遺伝子の進化とその可能性を見守り、実験でしか無い事。神としての慈愛などなく、そこに生きる人間をただ観察していただけだった事。叡智と冷酷な程の観察者の視点が、また神と名のつく方々においても知らされずに踊らされていただけだった事。でもきっと人というものは、枠を越える存在になるだろう可能性を残してある事。これが、トウコとヤチオウの結合でなされたんだろうな。

2014/07/24

じぇい

全巻再読。難しい・・・嫌なことは全て忘れて幸せになり、天音に全員が祈りを捧げるというのは怖い話だ。前に読んだ時より鷹野とトオコはあれでいいのかもと思った。青比古と桂のハピエンで満足した。結構疲れるので次に再読するのはまた数年後かも。

2014/05/03

keyhole

【★★★★】再読(単)。終わってみれば、これはトオコや鷹野より青比古の物語だった気がしてならない。こういう観念的な話は得意じゃないんだが、最近の漫画や小説でこれほど神だの世界だのを陳腐にならずに描いてる作品って読んだ事ないので少々圧倒されてしまう。火夷のことと、鷹野とトオコのラストは正直好きじゃないんだが、20世紀の名作と言われる漫画作品のひとつだと自分は思う。

2010/06/23

skr-shower

コミックサイト。再読。押し入れにしまったまま。”百億の昼と千億の夜・萩尾望都版”でもそうだけど、人間の存在は神の視点ではバグなのかと無力感が…青比古のための物語、神さえも添え物であったような物語。ラストに納得はいかなかった事も思い出しました。今はこういう大河物は連載しきれないだろうな。

2020/03/27

るき

連載時に一緒に読みたかったなぁと強く思う。時代も結構大事だと思う。人間は知ることが第一定義に来るよね、確かに。青比古が主軸の話だった。桂が報われそうで良かった。 ああでも鷹野ととおこが最後はハッピーエンドかと思ってたので、それだけでも普通の少女漫画が描ける年代だったなぁと思う(掲載にはかなり苦労した旨つづられていてそうだったのかぁ~と納得した部分はありましたが)。

2018/05/28

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