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愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)

愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)

愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7)

作家
原りょう
出版社
早川書房
発売日
2007-12-01
ISBN
9784150309121
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ジャンル

愚か者死すべし (ハヤカワ文庫 JA ハ 4-7) / 感想・レビュー

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KAZOO

13年前に出版されていたのですね。沢崎シリーズはもう終了だと思っていたのですが。新シリーズとして出されたようですがこの1冊でその後書かれてはいません。読んでいて文体が懐かしくなりました。やはりチャンドラーの影響を受けていることがよくわかります。密度の濃い文章で私はかなり好きな方です。単純だと思われていた狙撃事件からかなり大きな話に展開していく様子が私には久しぶりに楽しめました。

2017/11/17

chiru

事務所を訪れた若い女性は、父の無実を証明してほしいという。 誰よりも人間味がある沢崎が、誰にでも距離を置くのはなぜなんだろう。 警察と暴力団の間を転がるストーリーもハラハラさせるけど、それを一人で解決してしまう反権力の沢崎の人生をもっと知りたくて、読みたくなるのかも。『若い女性の親切を受けるのが礼儀か辞退するのが礼儀かわからなかった』って言うところは今までになく、意外で可愛かったです。 ★3

2018/02/23

アッシュ姉

大好きなシリーズ五冊目。ゆっくりと味わって、じっくり堪能した。会話がいちいち洒落ていて、独り言まで皮肉が効いて格好いいってどういうこと~。どこまで私を夢中にさせるの、探偵さん。やはり不動のナンバーワンの男(同率一位が三人いるのは内緒)。狙撃と誘拐、二つの事件が複雑に絡み合い、関係者や警察そして読者が翻弄されるなか、沢崎にだけ真相が見えている。パソコンや携帯に頼らない昔ながらの手法にして超A級探偵。 必要以上の報酬を受け取らないところがらしくて格好いい。➡

2020/04/13

papako

沢崎シリーズ。お、さらに7年経った?ブルーバードも世代交代したのか。と感慨深い出だし。ヤクザの報復なのか、警察署でおきた銃撃事件。複数の事件が絡みあう。それぞれ単純に見えた事件が、もつれ合い押し合いへし合い。結局は沢崎によってほぐれて明らかになる。しかし人の『弱み』を握るだけで政治が動くのか?人身掌握できるのか?大きな2つの事件、どちらも『弱み』を握った男の自死で幕を下ろした。毬子さん、佑実子さんが幸せになれますように。矢島弁護士の沢崎を評した『平静な人間』という言葉が全てを表してくれた。大満足。

2018/03/25

みやこ

事の発端は一つの事件、というよりも、成立しなかった仕事の依頼から。依頼主を警察署に送り届けて沢崎のできることは終わるはずだった。だが、そこで起こった新たな事件が彼を渦中に巻き込んでいく。新シリーズになっても沢崎の在り様は変わらない。彼はただ、自らの信念に基づいて行動している。誰にも日和らず、何にも眩まない彼の平静さがとてもカッコイイ。プロットの緻密さと登場人物の魅力で最後まで読ませる作者の作風も変わらない。糸の絡まり具合とその解き方が絶妙で、読後にやるせなさがジワリと滲む。とても充実した読書時間だった。→

2017/12/03

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