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神様は勝たせない (ハヤカワ文庫 JA シ 9-1)

神様は勝たせない (ハヤカワ文庫 JA シ 9-1)

神様は勝たせない (ハヤカワ文庫 JA シ 9-1)

作家
白河三兎
出版社
早川書房
発売日
2014-03-20
ISBN
9784150311520
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神様は勝たせない (ハヤカワ文庫 JA シ 9-1) / 感想・レビュー

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みっちゃん

次男が小学校から高校卒業まで、人生の優先順位第一位、というくらいのサッカー小僧でした。その涙と汗を身近に見てきたので、この子達が何だか知り合いみたいな気持ちになっていました。素直じゃない子も、正直な子も皆、サッカーが大好きなんだよね!でも…最後に明かされる真実は、私の良心や倫理観の想定外のもので、驚くと共にちょっと受け入れ難かった。望も郁子も隼人も大人だわ…でも中学生に大人を求める結末でいいの!?と憤りながらも、ラスト2Pで胸が熱くなってしまった。またもや、作者に丸め込まれてしまったなあ(笑)

2014/08/13

ベイマックス

たんなるサッカー部を軸にした青春物かと思いきや、最後にそんなことって…。白河氏の作品は面白い。

2020/11/18

chimako

これはまだサッカー選手の卵達のPK戦。中学生の準々決勝。味方の0-2から始まる。PK戦の0-2がどような状況なのかは素人にもわかる。絶対絶命。キャプテンでありゴールキーパーの潮崎はこれまでを振り返る。五年に一人の逸材と言われたあの日。血のにじむような練習。マネージャーの広瀬、チームメイトの隼人や望。真壁や宇田ちゃん。みんなまだ諦めていない。そうだ諦めたらその時試合は終わる。三人目を止めた。1-2。テレビドラマ並みの出生の秘密を絡めながら物語はクライマックスへ。神様は勝たせたのか?勝たせなかったのか?

2014/07/17

BlueBerry

爽やかなサッカー物かとおもいきや、終盤では若干ドロッっとした展開も(笑。ラストはキッチリ纏めたのは好印象。序盤○中盤○ラスト◎総合○

2014/05/31

ぶんこ

サッカーを殆ど知らないので、ゴールキーパーが痛いことだらけのポジションとは思いもつきませんでした。ただ何となくサッカー選手の中ではゴールキーパーばかりが好きになったのが何故だか分かったようです。サッカーの厳しさ、面白さが伝わってきて、スポーツ小説として充分面白かっただけに、後半の広瀬さん、宇田川さんの暴露がたまらない。悪気がなかったからで済む問題では無いのに、淡々とした周囲や展開に唖然。著者はある資料では男性となっていたり、ネット検索の写真は女性だったりと性別不明。こちらを読むと男性に思えます。

2016/09/16

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