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タイガーと呼ばれた子〔新版〕: 愛に飢えたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)

タイガーと呼ばれた子〔新版〕: 愛に飢えたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)

タイガーと呼ばれた子〔新版〕: 愛に飢えたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF)

作家
トリイ・ヘイデン
樋口 佳絵
入江 真佐子
出版社
早川書房
発売日
2021-01-21
ISBN
9784150505684
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タイガーと呼ばれた子〔新版〕: 愛に飢えたある少女の物語 (ハヤカワ文庫NF) / 感想・レビュー

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lily

シーラと著者の関係性に波があり価値観の違いが決定的に。シーラの方が経験則からの思考が深く、少女にして哲学者だった。頑固な著者よりもシーラの発する自由な言葉に毎度深く共感した。シーラと同じ価値観というより好まない価値観が似ているからだろう。礼節、貢献、調和、名声、協力、秩序、性愛、伝統に執着する人間とは波長が合いにくい。進学しない選択も仕事も著者が考える程問題でも落胆する要素でもない。いかに自分の価値観に合ったありのままの自分でいられる人生かである方が大事だ。私の人生にもシーラというアバターが取り込まれた。

2021/03/19

やいっち

『シーラという子』の続篇だが、こちらは未読。「愛を知らない少女に、再び差し伸べられた手。再生の物語が始まる」というが、想像を絶して困難な物語だった。年初には、上間陽子著の『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』 (at叢書)を読了している。期せずして…それとも自分の関心が齎した符合なのか、どうしても両者を比べてしまう。吾輩ごときが感想は書けない。心ある方は一読を薦める。

2021/12/31

このこねこ@年間500冊の乱読家

⭐⭐⭐⭐⭐ 解説にある、2019年の日本での児童虐待数は約19万件、という事実にショックを受けた。「シーラ」は現代日本にも、19万人近くいるのかも知れないのだと。 シーラは、トリイという無償の愛を施してくれる人に出会えたが、それを奇跡にしない世の中にしたい。

2022/01/15

がんちゃん

シーラのその後が気になって続編を読んでしまった。うう~。世の中、そんなにうまくはいかないんですね。さらに本書を読んでいる最中、トリイのやっていることは単なるお節介なのではないかという疑念が常につきまとってきた。結局、自分の人生を選ぶのは自分自身でしかないのに、どうしても介入してしまう。とはいえ、どれが正解だなんて誰にも言えないですよね。トリイはトリイなりにベストを尽くしたんだし、だからこそシーラも収まるところに収まった。ほんと、人生って難しいですね。難しくしているのは人間本人だともいえるわけですけどね。

2022/08/04

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