ハウス・オブ・グッチ 上 (ハヤカワ文庫NF)
ハウス・オブ・グッチ 上 (ハヤカワ文庫NF) / 感想・レビュー
ゆいまある
高級ブランドになぞ興味はないと言いたいところだが、綺麗なものが好きなので時に僅かしかないお金を使ってしまう。あのグッチ。元は麦わら帽子を作っていたおじさんが、高級バッグを作り出し財を成す。ところが息子達を互いに競わせて育てた為、子供と孫はやがて潰し合う。強いもの同士の戦い。血湧き肉踊る。私がバッグを買ったあの頃!スーツを買ったあの頃!実はこんなことが起きていたのか。ファッションというのは虚構か。こんな虚しいものにお金を使ったのか。と、思った頃登場するトム・フォード。最初からカリスマである。面白い。下巻へ。
2022/12/25
Satoshi
感想は下巻で
2022/11/05
チェアー
映画とは違い、グッチの歴史を丹念に描く。登場人物名が煩雑で、挫けそうになる。主人公はマウリツィオだ。自立し、失敗しながらもグッチというブランドに執着する。自分ならやれる、という経営者として描かれている。 映画を先に見たので、それぞれの人物が俳優となって映像化される。これはいいこともあるし、わるいこともある
2022/03/22
うちだ
ブランドって大変なんだなぁ。グッチと聞いて思い浮かぶのは、2つのGのロゴやビットモカシンとかなんだけど、あれって相当前から作られていたんですね。そこから一族が揉め出したり、しょうもないライセンス品やら偽物やらが蔓延って一時はかなり落ちぶれるも、アメリカ人のドーン・メローやトム・フォードが再建に乗り出して、てところまでで上巻は終了。いつかグッチがブランドを再建するときに役立つようにと、当時の宝飾品をしまっておいた、60年代にグッチ製品を作っていたご老人のエピソード、素敵ですね。
2022/02/20
あさえ
映画観る前に…と思い読み始めたものの全然進まず映画は諦めた。創作小説ではないので登場人物を覚えても次の行で違う人出てくるしなかなか大変。ハイブランドの裏にこんな裏事情があったとは…と思いつつ下巻へ。
2022/02/20
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