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黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

作家
コーネル・ウールリッチ
Cornell Woolrich
黒原 敏行
出版社
早川書房
発売日
2005-02-01
ISBN
9784150706067
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黒い天使 (ハヤカワ・ミステリ文庫) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

黒原敏行訳。夫はいつも彼女を「天使の顔Angel Face」と呼んでいた。彼女を誰より愛していたのだ。それが突然そう呼ばなくなった。ある日、彼女は夫の服がないことに気づく。夫は別の女のもとへ走ろうとしていた。裏切られた彼女は狂おしい思いを抱いて夫の愛人宅を訪ねる。しかし、愛人はすでに何者かに殺されており、夫に殺害容疑が!無実を信じる彼女は、真犯人を捜して危険な探偵行に身を投じる…新訳で贈るサスペンスの第一人者の傑作。

2005/04/21

Ayah Book

殺人の冤罪で捕まった夫のために真犯人を探す若くかわいい妻。この妻ちゃんの「はじめてのおつかい」的な大冒険を描くのかなぁ、と思いきや。ラスト・・・あまりにも苦く切ない。ストーリーは単純だけど、心に残る作品。

2017/10/04

Tetchy

泣けた。静かに泣けた。夜の切なさに包まれたかのようだ。やはりウールリッチはすごい。『喪服のランデヴー』に代表される連作短編集のように物語を紡ぎだすウールリッチのスタイルは健在。今回は夫の冤罪を晴らすべく浮気相手の4人の男と妻アルバータの物語として描かれる。そして今回は今まで以上に特に名文が多かったと感じた。ところどころではっとさせられた。誰もがロマンティストになる小説だと思った。本当にウールリッチは素晴らしい。

2009/09/26

elf51@禅-NEKOMETAL

愛人の元に逃げようとした夫が,その愛人の殺害容疑をかけられ,謎の殺人者を追うという話だが,謎を追うと言うより,犯人と目される4人との関わりを書いた連作短編集のような作りになっている。ヒロインが美人で魅力的で,犯人を追う心情や追い詰められる緊迫感が,アイリッシュならではの美しい文章で描かれる。一人で犯人を追う姿は冒険小説のようでもある。時折出されるハマリのフレーズもいい。コーネル・ウールリッチ名義としては最高傑作ともされている。 いい雰囲気だ。

2021/01/25

ちどり

夫が浮気相手を殺害容疑で、3ヶ月しないうちに電気椅子に座ることになる!若き妻は、彼が無実だと信じ真犯人を探しだす!推理を楽しむ作品では無いが、淑やかな女性が危険な場所へと突き進む、ハラハラ感を楽しむ形。やっぱり、彼の作品は外れがないですね、文面も美しいのは当然として、物悲しさが心に染みます。天使は彷徨う、だって あの人はいつもわたしを、“天使の顔”と呼んだ。あの人からわたしへの、特別な言葉なのだぁ,,,,

2014/04/14

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