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24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)

作家
ダニエル・キイス
Daniel Keyes
堀内 静子
出版社
早川書房
発売日
1999-10-07
ISBN
9784151101045
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24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

主人公ビリーミリガンは、1977年にオハイオ州立大学キャンパス内で、3人の女性の連続強姦と、強盗の容疑で逮捕された。裁判を進める中で弁護士との打ち合わせて自分は本当ビリーではなく、違う人格をもった者であると証言する。この事件をきっかけにして『解離性同一性障害(当時は多重人格障害と呼ばれた)』という精神性疾患が世に出て、アメリカ社会を震撼させた。小さい頃、義父に縄で縛られ吊るされるなどの身体的虐待や性的虐待を受け、その影響で24人という複数の人格が生まれることになった。

2016/03/28

hiro

以前からこの『24人のビリー・ミリガン』を読みたかったが、百田さんの『プリズム』と、東野さんの『プラチナデータ』を読み、解離性同一性障害のことをあらためて知りたくなって、有名なこの本を読んだ。外国の作品はただでさえ名前が覚えられないのに、この作品は登場人物が多いうえ、主人公にも24の名前があり、まったく名前が覚えられなくて苦労した。多重人格を知られないため人格の入れ替わりは、人がみていないところで行うのかと思っていたが、人前で入れ替わるのには驚いた。下巻ではビリーはどのような数奇な運命をたどるのだろうか。

2012/11/19

のっち♬

「ぼくはほんとは逮捕されたんじゃないんです。ぼくは救出されたんだ」悩み多い人生を送る悩み多い男、ビリー・ミリガン。果たして彼は懲役刑を逃れたペテン師か、24もの多重人格の犠牲者なのか。キイスはこの一世を風靡した男の裁判、治療過程、生い立ちなどに焦点を当て実録を執筆した。「人格たちではないんです、彼らは人間なんだ」どこから彼らは生まれたのか?人間の脳は不可思議に包まれている。「その瞬間、ビリーの心の感情と精神は二十四の部分へと砕け散った」明かされるその生い立ちは凄惨を極め、彼自身であることを放棄させたのだ。

2020/02/02

ゆかーん

もう一人の自分の「声」を聞いたことがありますか…?頭の片隅に存在する他人が、本当の自分を遠くから見つめていると語る犯罪者。彼の心に中には、そういった多重人格者が24人もいます。継父から虐待され続けていた少年ビリーは、自分のつらい体験を自身ではない他者に代わってもらうことで、どうにか己の存在を保とうと努力しました。その結果、虐待されている間は他者に成り代わり、その間の記憶を一切なくすことが出来たのです。いつしか彼はビリーという存在を眠らせ、アーサーやレイゲンといった別の人格を中心人物に置くようになりました。

2015/08/21

まひはる

再読。夢がある一方で、深い苦しみの描かれた作品。

2014/06/12

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