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ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)

ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)

ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)

作家
ダニエル・キイス
Daniel Keyes
堀内 静子
出版社
早川書房
発売日
1999-10-01
ISBN
9784151101076
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ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

本シリーズの下巻。ライマ精神障害犯罪者病院に送られたビリーは自分という本来の人格を取り戻すためハンガー・ストライキを起こす。そして飢餓状態が進行し死線を彷徨うことで一条の光明を見出す。解離性同一性障害のメカニズムは、まだまだ解明されていないことが多く、幼児期における虐待を受けた児童であっても必ずしも解離性同一性障害を発症するとは限らず、様々な違った症例に至ることが多い。例えば比較的軽い症状として急性ストレス障害 (ASD)・うつ症状・摂食障害・薬物乱用等に至ることが多い。

2016/07/25

まひはる

バンクーバーで読了。

2015/09/22

デビっちん

音を聞こうと耳をすましても、何も聞こえず静寂があるだけでした。頭の中にいる23人は、死のセラピーを通じて棺の中に入ったのです。薬による統合ではなく、「死の断食」を経ることでビリーは再生されました。その過程での子どもたちを思うアーサーやレイゲンの気持ちを察すると、涙が滲みました。本書の内容を頭の中で横展開するのであれば、意図的にすべてをやめるという選択をすることで、新たな道が開けるかもしれないという仮説が立てられるのかなと思いました。やめて新たに見えてくるものはないだろうか?

2016/07/12

柏葉

政治ゲームに巻き込まれ、ビリーが非常に不当な扱いを受けていることに腹が立った。多重人格者の艱難辛苦というより、権力闘争に利用された者の闘いの記録だと思われる。最後には自由になれて良かったが、これからも大変だろう。「ビリー・ミリガン」は知られているから、どこに行ってもついてくるものがあるんだろうな。

2012/01/29

あんこもち

政治や、マスメディアに翻弄された彼らの長い長い時間。ついにすべてが嫌になった彼らは23の棺が存在する『死にゆく場所』で眠りについた。全ての人格が、子どもたちでさえ死を望んだ。でもその先にあったのは完全なる統合だった。アーサーやレイゲンが小さな子どもたちを説得し死ぬことを了承させるってところで胸が張り裂けそうになった。

2010/02/02

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