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アルジャーノン、チャーリイ、そして私 (ダニエル・キイス文庫 14)

アルジャーノン、チャーリイ、そして私 (ダニエル・キイス文庫 14)

アルジャーノン、チャーリイ、そして私 (ダニエル・キイス文庫 14)

作家
ダニエル・キイス
Daniel Keyes
小尾芙佐
出版社
早川書房
発売日
2005-11-01
ISBN
9784151101144
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アルジャーノン、チャーリイ、そして私 (ダニエル・キイス文庫 14) / 感想・レビュー

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けいご

これは...なんて贅沢な本なんだろう...。「アルジャーノンに花束を」がダニエル・キイスの人生そのものである事にこんなに気づけるなんて、贅沢極まりないよ。キイスの記憶、知識、感情が地層の様にどんどん蓄積されながらも壊し壊されチャーリー達が出来上がって行く様は複雑すぎて一言では言い表せれないな〜。この本と「アルジャーノンに花束を」を一言で言い表そうなんて勿体無いもんねw読者である自分にとって素晴らしい意味でわからないままでいたいと思った1冊でした。人の数だけ答えが広がっている事を感じれるってなんかいいね★

2020/10/11

daikishinkai

「アルジャーノンに花束を」で知られる著者の自伝的小説。 誕生秘話から、自身の生い立ちや経歴を赤裸々に語る。 「アルジャーノン」の結末を編集者から、ハッピーエンドにして欲しい、 と言われ別の出版社に変えることを選んだ著者をすごいと思う。

2015/12/08

ykoro

原作を書いた背景&経緯、チャーリー、アルジャーノの名前の由来、有名なミュージカル「アニー」の有名な曲「Tomorrow」が元々は、この作品のミュージカル版の為に作曲されたトピックなど、興味ある話題が書かれている。 キイス氏が偶然にこの作品を書いたのではなく、彼の人生経験、想いが、蓄積された結果にできあがったものだということが分かり、より、原作が印象的になった。 また、作者自身が、自分の魂を削る想いで作品を創っている状況が、初めて実感でき、良い作品は、一行読むにも、力を抜けない想いがした。

2012/04/03

AN

「アルジャーノンに花束を」の作者ダニエル・キイスの作家としての自叙伝。作家を目指している人には一読の価値あり。 物語を作るということは自分の人生を深く考えさせられることかもしれない。物語の数だけ、その創造主の人生があるのだ。

2010/10/03

hirayama46

名作『アルジャーノンに花束を』に至る道筋、映画化などの舞台裏を描いたエッセイ。まるでこの作品を書くために小説家として存在してきた、という雰囲気を出すショウアップっぷりはさすがにノンフィクションライターとしても名声を築いてきただけあります。しかし、戦中戦後とはいえ大雑把な話だなあ……と感じさせるエピソードも多く、時代を感じさせます。

2020/10/20

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