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予告殺人〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

予告殺人〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

予告殺人〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

作家
Agatha Christie
アガサ・クリスティー
羽田詩津子
出版社
早川書房
発売日
2020-05-26
ISBN
9784151310386
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予告殺人〔新訳版〕 (クリスティー文庫) / 感想・レビュー

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オーウェン

クリスティが生み出したミス・マープルシリーズの作品の1つ。 新聞広告に載っていた殺人が起きるという予告。 豪邸のリトル・パドックスに集まった人々の前で、電気が落ち3発の銃弾が飛び交い予告は現実となる。 入りがこの上なく興味をそそる出だしであり、そこから警部が各人の聞き込みへ。 そしていよいよミス・マープルが登場し、事件はその後も連続殺人が続き確信へと入っていく。 終盤あるトリックが使われていたことが分かるが、そこを含めて犯人の意外性もありで楽しめた。

2021/02/06

ぐうぐう

ミス・マープルのミステリとは何か、ということを考えさせられる一作だ。殺人が予告される冒頭のエピソードは刺激的であり、大いにそそられるものだ。ところが、その後のドラマがなかなか躍動しないもどかしさを覚える。とは言うものの、これはポアロものではなく、ミス・マープルものなのだと思い直すと、途端に腑に落ちたりもする。関係者の証言が続く展開は確かに地味に感じられるが、日常に潜み、相手を油断させ、何気ない会話からヒントを掴み、推理を働かせていくのが彼女のスタイルだったではないか。(つづく)

2021/01/07

yutaro13

マープル長編第四作。1950年刊行。マープルシリーズの中で最も人気が高いらしい。2020年はクリスティーデビュー100周年&生誕130周年とのことで、早川書房の出す新訳6作のうち本作が第一弾。たまたま出たばかりの新訳を読めたけど、どうせなら訳者あとがきがほしい(光文社古典新訳文庫に入ってるやつ)。訳者の意気込みや過去の翻訳との違いについての解説を読むのは意外と好き。調べてみると『牧師館の殺人』は2011年に本作同様、田村訳から羽田訳に新旧代わっている。何も知らずに旧訳で読んだが特に気になることはなかった。

2020/08/23

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

ずっと昔に全巻読破した(はず)のクリスティーを新訳で再読。没後50年近く経つ今、新訳が発売されるのも納得がいく面白さ。時代背景などは違うものの、人間の本質をとらえた推理小説は全く古臭さを感じさせない。子供の頃はこうした小説を通してイギリスにあこがれを持ったが、イギリスに暮らして文化や環境がよりよく理解できる今読み返して、この本はそうした設定というよりも、人間に共通する欲や保身、詮索好きな周りの人々など、どの国や社会にも共通するものだからこそ世界中の人たちにいつまでも読み継がれるのだなぁ、と感じた。

2020/08/08

assam2005

マープル長編。マープルシリーズは何冊か既読。安楽椅子探偵のイメージでしたが、こちらは活動的。休養として旅行している最中に遭遇した、とある田舎町での殺人予告と殺人事件。こんなに動くのであればマープルでなくても良かったのではないか。女性同士の何気ない世間話から解決の糸口を見つけてしまうマープル。年配の女性がゾロゾロと出てくる中で、現代の女性との違和感と、いつの時代も変わらない女性特有の既視感とが入り交じる。伏線等これがまかり通る事自体、混乱した時代だったのだなと思いました。今ではちょっと無理のある時代背景。

2020/07/25

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