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開かれた瞳孔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ス 14-1)

開かれた瞳孔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ス 14-1)

開かれた瞳孔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ス 14-1)

作家
カリン・スローター
KarinSlaughter
大槻寿美枝
出版社
早川書房
発売日
2002-10-01
ISBN
9784151737510
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開かれた瞳孔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ス 14-1) / 感想・レビュー

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ケイ

まず言いたいのは、訳がひどいということ。「雨天順延切符」って訳す事だけでアウトでしょ。編集者はチェックしないのかしら。しかし、原作のリーダビリティの高さであっという間によみ終えた。女性検屍官と言えばスカーペッタだけど、こちらの方が好み。女性の描かれ方が少々気にはなるも、デビュー作だそうだから今後に期待。

2018/07/22

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

連続レイプ殺人事件。事件が次々と続くが、何だかいまいち頭が悪そうな捜査員達。どの人もエキセントリックで、感情的。酷い殺され方なので、しばらくはホラーミステリーは読みたくない気分。

2018/02/25

たまきら

うわあ、これがデビュー作かあ。パトリシア・コーンウェルを南部調にした感じの出だしだったのね。どんなに善人でも愚かなことをしている、を代表するような警察署長の浮気とか、全体に男性への強い嫌悪が漂っていて(パパは別)、アメリカのよく言えば強い男性像、悪く言えば強引で女性蔑視な現実が浮き彫りになっている。これは男性は読んでいて居心地が悪いだろうなあ。とはいえ、女子だって読んでいて居心地が悪い。サスペンス自体より登場人物の細かい心情描写に読みごたえあり。しかし…良い奴だけどバカだなあ署長。

2018/06/21

あっちゃん

シリーズの続きが翻訳されてないって事で手を出しそこねていたけど、やはり気になり読了!あらすじでも、気付いたけど、かなりグロい!というよりエログロ(笑)それでも、上手いのか、面白く読めた!主人公の検死官の女性より警察署長の元夫が地味に良い!(  ̄▽ ̄)

2019/01/08

tom

ミステリーには、必ず悪い奴が出てくるわけだけど、面白くなるかどうかは、悪い奴の人物造形なのよね。そう考えると、あの名作「羊たちの沈黙」だって、名作になったのは、主人公のクラリスじゃなくて、レクター博士です。レクター博士のような人間が実際に存在するかどうかは知らないけれど、存在するかもしれないと思わせる圧倒的リアリティ、これが「羊たちの沈黙」を面白くしていたわけです。その脈絡で考えると、このミステリーに登場する「悪い奴」の存在感の希薄なこと。かなりの残念本。この作者の本を続けて読むかどうか、ちょっと微妙。

2017/08/01

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