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天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

作家
マイケル ロボサム
越前敏弥
出版社
早川書房
発売日
2021-06-16
ISBN
9784151832536
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天使と嘘 上 (ハヤカワ・ミステリ文庫) / 感想・レビュー

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アン

警察の犯罪捜査に協力する臨床心理士サイラス。腐乱死体が見つかったロンドン北部にある民家。彼は、その家の隠し部屋に潜んでいた少女イーヴィと警備体制の整った児童養護施設で邂逅します。同じ頃、女子フィギュアスケート界の期待の新星ジョディが惨殺される事件が発生し、サイラスは事件の真相を追うことに。血が凍るような記憶、特殊な能力。自身も悲惨な過去を持つサイラスは、イーヴィの里親となり向き合っていくことに。二人の過去と現在を絡ませながら、どのような展開になるのでしょうか…下巻へ。

2021/09/12

のぶ

まだ上巻を読む限りで、物語の全体像がよく分からない。ただフィギアスケートのチャンピオン、ジョディ・シーアン惨殺される事件が、全体を貫いているようだ。そして本作に個性的な人物、イーヴィと呼ばれる人物が登場する。人がついた嘘を見破る特殊な能力を持っている。イーヴィはかつて異様な殺人現場で発見された少女だった。真相の追求を任されたのは、臨床心理士のサイラス。イーヴィの力を借り調査を開始する。いくつかの証拠らしきものは提示されるが、現段階ではどうなるのか分からない。この先が楽しみだ。全体の感想は下巻で。

2021/07/21

ずっきん

2019年ゴールド・ダガー。上巻は、臨床心理士サイラスと、嘘を見抜くことに長けているイーディが出会ったとこ。さすがのストーリー・テラー。ぐいぐい読ませるなあ。しっかし、この邦題もちょっとなんとかならなかったんだろうか(笑)

2021/07/11

キムチ27

ネット紹介を見ると、作家も訳者も話題の様で。久しぶりに英国圏のサスペンスを読んだせいか、雰囲気が変わって行っている感が強く(@_@)センテンスが短い、従って動きがフラッシュの様にぱっぱと切り替わる。エンジェルことイーヴィの人物造形と取り巻く状況を明らかにして行く上巻。起きた事件よりイーヴィのキャラの特異性が強い。事件進行と彼女一人称の語りが並行して進んでいく。加えて臨床心理士サイラスの過去のPTSDが関わってくるようだ。mrsマーブルが活躍した村と大きく異なる現代だね。

2022/03/04

ナミのママ

シリーズ1作目。主人公の臨床心理士サイラスとコンビを組むことになるらしい少女イーヴィ。出会いから始まり2人のいわくある過去が少しずつ書かれている。平行して起こるスケートチャンピオン少女の殺人事件。パートごとの進行が早くて読みやすいが上巻を読み終えても先が見えない。下巻の動きに期待。

2022/03/21

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