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檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語

檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語

檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語

作家
トリイ・ヘイデン
Torey L. Hayden
入江 真佐子
出版社
早川書房
発売日
1997-10-01
ISBN
9784152081094
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檻のなかの子―憎悪にとらわれた少年の物語 / 感想・レビュー

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いちは(精神科医)

今回トリイが援助するのは児童ではなく15歳の少年。彼との2年以上にわたる援助と交流。ときに互いに傷ついたり怒ったりしながら、少年の魂が回復の道を少しずつ歩んでいく。その姿が、トリイの巧みな表現で描かれ、読み手の心を揺さぶる。トリイの本を読んでいると、自分が日々やっている援助職がとても意義のある仕事であると実感する。彼女のマネは絶対にできないが、本を読むことで少しでも要素を取り入れることができるのではなかろうか。対人援助職についている人は、トリイの本を必読書にしても良いのではないかとさえ思ってしまう。

2019/11/14

りおん

ケビンはケチャップで和えたスパゲティーが食べられない。それは血塗れの脳ミソに似ているからと言う。トリイはそう思って見たことがないから不思議に思った。ケビンは自分の名前が嫌いだ。弱そうに見えるからだそうだ。後から、彼の妹は義父に頭を床に叩きつけられレンジの鉄板で頭を割られ脳ミソがケビンの居た所まで飛んできた、とトリイは彼から聞く。ケビンは自分が強かったら妹を守れたかもしれない、と思っていたのだと思う。児童虐待などという生易しい言葉では計り知れない壮絶な人生を歩む子供たち。

2018/12/22

Natsumi

図書館

Smoltz

★★★★★ 

2006/01/01

Rin

子供と大人のちょうど境目にいる少年。でもかれには常に恐怖が付きまとっていて、心も閉ざしている。トリイが恐怖を覚えるほど、暴れ回るけど、それが自分を守るための術だったのだと感じます。少しずつ心を開く姿にトリイの努力や愛情を覚え、いつも自分を見直そうと思わされます。

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