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あまんじゃく (ハヤカワ・ミステリワールド)

あまんじゃく (ハヤカワ・ミステリワールド)

あまんじゃく (ハヤカワ・ミステリワールド)

作家
藤村いずみ
出版社
早川書房
発売日
2004-09-16
ISBN
9784152085917
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ジャンル

あまんじゃく (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー

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おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…

78/100点 元外科医の殺し屋を主人公にした連作短編集。医療訴訟、慈悲殺、臓器移植など現代医療の暗部がテーマに描かれているので、読んでいて考えさせられることも多く興味深かったです。また殺害方法に元医師らしいユニークな方法もあり、その点も面白かったです。ただ、そんなに都合よく事が運ぶのかなとは思うことだらけだし、どんな言葉を尽くしても主人公達のやっている事は悪だということ。最後に語られる殺した死体の臓器リサイクル、怖い怖い。

2018/07/02

モルク

卓越した手術の腕をもつ元外科医が殺し屋となる連作短編集。医療の暗部が描かれ、依頼された相手を因果応報の手で葬る。若い乳ガン患者の罹患していない方の乳房まで両乳房を切除し通常以上に強い抗がん剤をうち、彼女を実験台にした医師への報復。ベッドにくくりつけ、麻酔なしで胸の筋肉を剥ぎ取り抗がん剤を打って殺害するシーンはグロい。そして全く別と思われていたそれぞれの案件が、ある「組織」の存在によってまとまっていく。臓器売買、リサイクルおぞましい雰囲気の中、謎の組織登場でむしろトーンダウンしたのが残念。

2018/09/21

紅はこべ

元外科医の殺し屋(復讐請負人)が主人公の連作短編集。最終話でいきなりスケールが大きい話になって戸惑った。今までの話が全て最終話につながる伏線だった。それにしても医者が本気で人を殺そうと思ったら、無敵だな。怖い。

2008/10/20

niko-08

先日、ドラマを観たので。原作の方が怖かった。これはここまでで終わりなのでしょうか…もう少し続きを読みたい気もします。

2018/10/13

ロビー

元外科医の殺し屋が、医療の闇を葬るミステリー。随分と都合の良い因果応報が続くと思ったら、偶然ではなかった。それにしても黎明大学病院の医者、突然死&失踪し過ぎだろう(笑)。

2011/08/16

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