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ソロモンの指環: 動物行動学入門

ソロモンの指環: 動物行動学入門

ソロモンの指環: 動物行動学入門

作家
コンラート・ローレンツ
Konrad Zacharias Lorenz
日高敏隆
出版社
早川書房
発売日
2006-06-30
ISBN
9784152087386
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ソロモンの指環: 動物行動学入門 / 感想・レビュー

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やいっち

ドクメにて本書の名を久々目にした。40年以上前、学生時代だったかに読んだ。一読引き込まれた。今となっては説は古いが、何しろ行動学より動物愛を感じた。何度か読んだけど、久しぶりに手にしたい。名著。書庫に残ってるはず。

Koichiro Minematsu

50年ほど前に書かれたローレンツ博士の動物行動学の新装版。動物好きな小学生に読んで欲しいと思った。博士の動物に対する気持ちはもはや友達。日本でいうところのウィーンのムツゴロウさん。もうハートが熱い。

2021/05/30

けぴ

1949年執筆された動物行動学入門。後にノーベル賞を受賞するローレンツ自身がさまざまな動物を飼うことにより観察したことをまとめている。コクマルガラスについての4章やどんな動物を飼うのが良いか述べた8章が特に面白かった。古典的な名著。

2022/07/23

seraphim

動物行動学のロングセラー入門書。動物の行動が、人間と似ているので笑ってしまう。動物を笑っているのではなく、結局は動物と同じような振る舞いをしている人間を笑うのだ。というくだりに、納得。擬人化せずに動物をひたすら観察し動物の行動を読み取っていくという、その努力に感嘆した。牙などの武器を持つ動物は、同種が滅びないように本能的に抑制がかかるようになっている。ところが人間にはその抑制機能がない。人間は万物の霊長などと奢っているが、他の動物よりも劣っているところがあるのだと、再認識した。面白かった。

2014/10/13

ドナルド@灯れ松明の火

訳者が日高さんなのでわかりやすいと思いきや、かなりくどくて困った。やはりローレンツの思い入れが強く感情を交えた詳細な説明がくどさの原因かな。しかしコクマルガラスとハイイロガンに代表される主に鳥類の生態には刮目させられた。50年近く前の著作とは思えないほどで発刊当時は如何に斬新だったか。だからノーベル賞も貰ったんだろう。 お薦め

2016/08/07

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