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テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)

テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)

テロル (ハヤカワepiブック・プラネット)

作家
ヤスミナ・カドラ
藤本優子
出版社
早川書房
発売日
2007-03-23
ISBN
9784152088055
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テロル (ハヤカワepiブック・プラネット) / 感想・レビュー

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白のヒメ

イスラエルに住むアラブ系のエリート外科医の主人公。ある日警察から連絡があり、なんと妻が自爆テロを起こしたという。幸せな結婚生活を送っていたのに、一体どういうことなのか。主人公は呆然としながらも理由を究明しようとする。・・・イスラエルの宗教問題、政治問題は歴史的に根が深すぎて、キリスト教などと縁のない暮らしをしている私には理解しがたい。理解しようとこういう本を手に取ったりするのだが、やはり「一体どうしてこんな事に」という気持ちにしかなれないのだ。宗教は生きる為のものではないのか。理不尽にしか思えない。

2018/05/04

南雲吾朗

いつまでも止む事の無い内戦は何故継続しているのか?それは貧困の為や領土拡大の為の戦争ではなく、自由を勝ち取るための戦争だから。そもそも、自由に対する根本的な考えの違いがある。否、考え方などと言う半端なものではなく、信念の違い。「自由とは心の底からの信念なんだ。」 「これは誰の身に起きてもおかしくない事なんだ。災難の様に降りかかってきたり、寄生虫か何かのように心の中にとりつくのかもしれない。それを境に、二度と世界は同じように見えなくなる。」 幸福という考え方を根底から揺るがされる物語。良い本に出合えた。

2018/04/07

宮永沙織

ユダヤ人のお話最終章なのでしょうか。パレスチナ人のアーミンは気化してイスラエル人として医師をしています。豪奢な家に住み、何不自由ない生活をしていた妻は突然ハンバーガー屋でお腹に爆弾を抱え自爆テロをします。裕福な暮らしをし政治的にも宗教的にも無関心を装っていた妻の異変に気づけなかったアーミンはその理由を探しに妻のテロの手助けをした宗教団体への接触に成功します。しかし価値観の相違は埋まるどころか広がるばかり。

2010/10/22

かぴけろ

中東情勢の勉強になるかと思ったら、予め背景知識がないとダメだった。翻訳本だから致し方なし。池上彰の『国際理解につながる宗教のこと4』を手元に。 なぜ妻は自爆テロを起こしたのか、真相を求めて半ば自暴自棄に危険のなかに飛び込む主人公の横で、パレスチナとイスラエルの終わりなき憎悪の歴史には絶望を感じる。それでもいつかはと希望をもつことは傲慢だろうか。 ただでさえ、同族への愛と他族への迫害とは表裏一体、そこに色々な要因が加わる中で、表面上だけでも平和を取り繕うことがどれほど難しいのか、最近特に感じるようになった。

2017/09/23

ののまる

マクロな大儀と、ミクロな幸せ。どちらが大切なのか、人にとっての幸せなのか、今の私にはわかりません。でも、「自尊心」を守る。というのはわかる。

2014/10/22

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