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夏の王国で目覚めない (ハヤカワ・ミステリワールド)

夏の王国で目覚めない (ハヤカワ・ミステリワールド)

夏の王国で目覚めない (ハヤカワ・ミステリワールド)

作家
彩坂美月
くまおり純
出版社
早川書房
発売日
2011-08-10
ISBN
9784152092304
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夏の王国で目覚めない (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

初読み作家さん。ミステリーツアー参加中に実際の事件に巻き込まれていく。面白かったけどどうやって個人情報を調べたのかとか回収されていない箇所があるような気が・・・。

2017/01/24

ひめありす@灯れ松明の火

絶筆作家の未発表原稿、夏の豪華寝台列車、閉ざされたホテル、捨てられた別荘、リアルなロールプレイングゲーム、透明な観覧車、そして不可思議な殺人。とミステリ好きの好きな物をこれでもか!とてんこ盛りにしたようなお話。一夏の青春ミステリーと言うには幻想的な味わいですがこれはこれで。もう一度読むなら夏の終わりに。葉陰の色が少し変わる頃がいいかな。ラストで一歩先へ進んだ美咲が、ピンクオレンジの口紅の力を借りなくても素直に自分の思いを伝えられるようになりますように。あと作者さんはかなりの蝉好き。もしくは蝉嫌いと見えた。

2015/12/23

ちーたん

★★☆☆☆初読み作家さん。謎多き寡作ミステリ作家・三島加深の裏ファンサイトで知り合ったメンバーは“ジョーカー”なる管理人から『架空遊戯』への参加を打診される。3日間、配役を演じ、謎を解けば《未発表作》がもらえるという。主人公ら7人はジョーカーからの細かい指示に従いながら配役を演じるのだが、架空の推理劇で事件が?◆読み始めは面白そうと期待したものの、どうしても設定になじめなかった。役者ならともかく素人が架空の人物になりきって長台詞なんて話せる?!他にもツッコミどころ満載で結末もやっぱりレベルだったので残念。

2020/10/25

とら

本格ミステリ大賞候補作。彩坂さんは「文化祭の夢に、落ちる」をなんとなく購入したことをきっかけに知った。分厚いし一ページの行数が21あるので、時間かかるかと思ったら面白くて一気に読めた。純粋なミステリ小説を読んだのは久しぶりだからなのか、トリックの種明かしのところまでしっかり読むことが出来た。そう、最近純粋な推理小説を読まないのは正にそこが原因で、トリックとかよりも人間ドラマの方が面白いなーでもそれならそういうのを主としてるものを読んだほうがよくないか?となるのである笑 「文化祭~」も楽しみにしてます♪

2013/11/27

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

一部のファンから絶大な人気を誇る三島加深の未発表作品が手に入るというミステリーツアーが企画された。そのツアーでは決められた役をシナリオ通りに演じることになっていて・・。決められた役を演じ続けなければならないことと、次は何が起こるか分からない。その渦中にいる彼女たちの緊張感が漂ってくるような文章が良かった。所々に挿入される三島加深の小説の一小節も素敵でした。恩田陸さんが好きな人はこの本も好みかもしれません。こんなツアーがあったら是非とも参加してみたいですね。次回作も期待しています!★★★★

2011/11/21

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