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閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義

閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義

閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義

作家
イーライ・パリサー
Eli Pariser
井口耕二
出版社
早川書房
発売日
2012-02-23
ISBN
9784152092762
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閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義 / 感想・レビュー

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飯田健雄

フィルター・バブル、私のPC画面によく現れるのは、葬儀社、癌保険、毛生え薬、墓地(樹木葬等々)あと、おせっかいにもED治療と関連の薬、すべて、フィルター・バブルのおかげです。

2016/08/29

魚京童!

素晴らしい作品だ。2012年で既に現在を書き示している。世界は広がりそして、閉じこもった。自分たちの世界に。井の中のかえる万歳だ!すべてはグーグルに支配される。選択する権利を委譲した。それでいいんじゃないかなって思う。もう人間は細胞に立ち返るべきなんだ。むかしは細胞が外界に反応して反射的に生きていた。それではいけないって理性を取り入れたけど、それすら間違っていたのだ。原始的に生きるべきなんだ。ひたすらいいね!を押して死ぬまで好きなものを見る。それって幸せだよね。素晴らしい世界だよね。素晴らしい世界だよね…

2020/03/03

はまななゆみ

インターネットは様々な人たちとフラットにつながるきとができ多様性の極めと思っていましたが、著者は真っ向から違う仮説をたてていて、グーグルやSNSはその人の嗜好にそった検索結果やニュースを返すことでその人を心地よくしていて、いつのまにか多様性を奪っている。結果として分断に向かっている。確かにそういう面もあるかも。ネット社会についてとても考えさせられました。

2017/03/23

ののまる

アマゾンのオススメ商品、Googleの検索結果、このサイトでもチラチラと出る自分用にカスタマイズされた広告は、便利でもあるけど、怖いなとも思っていた。「フィルターバブル」…こういう世界になっていく(なっている)のは十分予測できる。顔認証で全てのサイトから自分が見つけられてしまうとか、政治志向や意見まで自覚がないまま誘導されることもあり得る。ネットを使えば使うほど、世界が広がるのではなくて逆に考え方が偏屈になっていくのもわかる。依存しないように気をつけよう。そして、たくさん本を読む!人と直に出会う!

2016/02/03

Moca

政府が思っていることは、暴行する人の悪事を裁くためにいつでもどこでも監視し、それを特定したら、懲役を科するなり、賠償金を払うなりするために監視システムを導入している。 インターネットっていうのは、悪っていう扱いになるけれども、個人の扱い方の不正によって、SNSのトラブルが招いているのではないか。 インターネットを扱う際には、どれも便利だけれども、ほどほどにやればいいと思った。

2021/09/07

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