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ファイナル・オペラ (ミステリ・ワールド)

ファイナル・オペラ (ミステリ・ワールド)

ファイナル・オペラ (ミステリ・ワールド)

作家
山田正紀
出版社
早川書房
発売日
2012-03-23
ISBN
9784152092793
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ファイナル・オペラ (ミステリ・ワールド) / 感想・レビュー

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山田太郎

山田正紀好きなら、たまんない作品だと思うけど、一般うけするかというとどうかと思いますが、この方は結構なお年と思うけど、なんか老けたかんじがしないでパワフルだと感心します。

2012/05/19

勇波

オペラ3部作これにて完。「能」に対して全く馴染みのないわたくしには辛い文章内容になっとります。前作2作でどっぷりオペラシリーズの世界観に引き込まれた自分にとってはそれもまた良い感じ。ある意味『ファイナル』に相応しい舞台設定だとも思う。相変わらず突然現れる黙くんも探偵というかほぼ預言者な感じ。機会があれば「能」の鑑賞もしたいものです。いずれにしてもこの3部作、いつの日か必ず再読する価値はあると強く思います★

2018/11/12

藤月はな(灯れ松明の火)

こんなにも読みにくいとは思わなかった・・・・orzミステリーにおける読者の立場と世界における人々の罪との共通点というアンチミステリー的問題や選ばれなかった未来と選択の無限性に対しての危機を回避したことでの観察者の存在の矛盾というSF論理、オフェーリアのように人でありながらも人を脱して永遠に様々なことから超越した自我とか単一ならば興味深い考察ばかりなのに無理に繋げてしまったために全てが中途半端で物語が散漫になったのがつくづくも残念。最後に切なくなりながらもその展開への飛躍に納得できないこと、しきりでした。

2012/09/25

HANA

主人公の語り口と作中作から、前半部分は未生の霧の中をさまよっている様に思えてなかなか読み進められなかったが、後半部分一気に引き込まれた。興奮が冷めやらないまま感想を書く。「能」をモチーフにしているせいか、登場人物の行動ほとんどが観念的な行動のまま動いているが、3・11を経験した我々にそれを嗤うことはとても出来ない。むしろこういう形でしか現実に異議申し立てをできない事に恥じ入るばかりである。ラスト、おそらく主人公はもう一つの現実を「つくり」あげる事に成功したのであろう。幻想が現実に勝ったのである。

2012/04/17

eclipse1228

2010~2011年に『ハヤカワミステリマガジン』で連載された長編。『ミステリ・オペラ』『マヂック・オペラ』に続くオペラ三部作の完結編。明比家に伝わる秘能『長柄橋』が演じられた14年前、ふたりの演者が殺された。昭和20年『長柄橋』を演じるため明比家の人々が集まり、検閲図書館・黙忌一郎が謎を解き明かす。推理合戦を経て、真相が二転三転し、謎が解き明かされるが、その読み心地はまさに山田正紀。罪もない幼い子供達が大量に殺される「現実」に「幻想」は力を持ちえるのか? 東日本大震災を経験した今だからこそ書かれた小説。

2012/10/05

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