GRANTA JAPAN with 早稲田文学 02
GRANTA JAPAN with 早稲田文学 02 / 感想・レビュー
燃えつきた棒
読み易かったが、悲しいかなほとんどの作品が、僕のザル感性から零れ落ちてしまった。 ひとり黒田夏子の「道の声」のみが、ひらがなを多用した極端に読みにくい文体で、ナタリー・サロートの「黄金の果実」のような異形の不安を醸し出していた。 読了後に残ったのは、文学のグローバル化とは何かという一つの疑問だ。
2016/10/21
ケイティ
歴代の「若手ベスト作家特集」に選ばれた158人から厳選されたというだけあり、個性的な作品ぞろい。カズオ・イシグロ目当てでしたが、冒頭の2章だけだったので単行本で読もうと我慢してスルー。正直、海外文学は得意ではないのに興味はとてもあり、挑んではついていけず撃沈というパターンが多い。実はこれもどこがどう良かったか言えないくらいきちんと読めていないが、そんなダメダメな私でもクオリティーの高さをひしひしと感じた。翻訳モノが好きな人はぜひ手にとってほしい。そしてどんなレビューを書かれるのか興味津々(もはや人頼み)。
2015/05/29
Acha
パンダだった頃のYom Yom以来、カバーつけずに持ち歩いてもいい、と思った本(てか雑誌。)そんな自分のイチビリ心をさらに上げてく中身のクオリティ。未熟者ゆえ、面白いというよりは咀嚼を楽しむ感じなのだが、こういう機会、逃すまじ。
2015/10/16
afroblue
とても読み応えのある文芸誌。ジョナサン・サフラン・フォア目当てに買ったが、ダニエル・アラルコン、サルマン・ラシュディもよかった。しかし、海外の作品に比べると掲載されている日本の作品は物足りなさがあった。
2015/04/25
Nobody1
中身はもちろんイラストも素敵でもう一冊買ってしまった。さすがの土屋訳イシグロ、藤井訳アラルコン!
2015/04/03
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- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2018-05-24
- ISBN
- 9784309026749