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ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)

ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)

ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド)

作家
長沢樹
出版社
早川書房
発売日
2017-03-23
ISBN
9784152096340
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ダークナンバー (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

警察と報道で手を組んで2つの事件に迫る。今までの長沢さんとは違いますがいい感じでした。

2017/04/20

いつでも母さん

ふー読み切った!前半は、会話文が多過ぎてなんだかなぁだったが、後半はグイグイ来ました。なんて哀しい過去からの脱却なのだろう。たった一人の友いや、分身と言おう。その幸せを願っただけなんだーなのに・・こちら追う側・渡瀬敦子警部とTV局勤めのかつての同級生・土方玲衣。この二人も悲しい過去を共有する『同志』だった。この辺はちょっと突っ込みたいところではあったが、兎に角ダークナンバーの意味が哀しすぎるのだ。策を弄した美和と分析捜査の敦子と報道の玲衣・・敦子と玲衣のコンビで続編もあるかな?

2017/04/19

タックン

中学校の同級生で似たような境遇をもつ高学歴エリート美人女子が警察と報道の両面から事件を追う話。不器用だけど分析力が凄い警察の敦子・まっすぐ将来の目標をみすえ突き進む玲衣・・・そのキャラ設定がいい。事件は当初はコアすぎて読みにくいけど真相に近づいてきて俄然面白くなっていく。真相は現代の悲しい中国が垣間見えるが、被疑者死亡とか政治的解決とかお得意の締め方でちょっと拍子抜け。とはいえ2人のキャラからしてドラマとか映画化したら面白いかも?続きも期待できるな。

2017/07/15

ナミのママ

【女祭り@月イチ】警視庁刑事の敦子と放送報道局勤務の玲衣は中学の同級生。この二人が追う2つの事件が絡んで最後は・・というストーリー。警視庁と報道局、どちらも登場人物が多く、2つの事件もそれぞれが複雑。中盤までかなり我慢してしっかりと読みました。一つにまとまったあたりから面白くなるのですが、ちょっと複雑過ぎに感じました。著者の過去の作品も途中断念しているのだけど、これが作風なのでしょうか。

2017/05/26

よっち

監視カメラ情報とプロファイリングで連続放火事件を追う警視庁刑事部分析捜査三係の渡瀬敦子。記者復帰を狙う東都放送報道局・版権デスクの土方玲衣。中学校時代の同級生二人が事件を追う報道×警察小説。消極的理由から警察官僚の道を選んだ敦子。野心を持って成り上がると決めた玲衣。似たような境遇ながら正反対の性格だった二人を掘り下げつつ、時に協力しながら執念で犯人に迫る展開は、情報が多くリーダビリティにやや難はあるものの、明らかになってゆく真実と解決に向けて加速していく面白さがあり、著者さんらしさを十分に堪能できました。

2017/05/05

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