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作家
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
村上春樹
出版社
早川書房
発売日
2016-12-08
ISBN
9784152096562
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プレイバック / 感想・レビュー

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starbro

村上春樹訳のフィリップ・マーローシリーズは全作読んでいます。本作で6作目ですが、プレイバックは未読のため、新鮮でした。有名なセリフ「男はタフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」が本作品であること&本シリーズの最終作でかつ遺作であることを初めて知りました。本作はシリーズの中では評価が低いようですが、村上春樹の訳の巧さもあり、楽しめました。ただし有名なセリフの訳は生島治郎訳の方が良いかも知れません。村上春樹訳は自然な感じがしますが・・・最期の1作「湖中の女」も楽しみにしています。

2017/01/06

Y2K☮

例のセリフ? いやいやそれよりもマーロウの最後の一言に痺れた。清水訳より断然クール。主人公と著者の倦怠感、厭世観が霧の様に文体を覆い、減らず口もどこか投げやり。それでも要所要所で往年の冴えを見せる懸命の矜持。男は誰にも知られずに少しだけ背伸び、がいい。ところで春樹氏はこの題に納得してないらしい。私は真逆。むしろ著者の意図すら超えた奇跡と感じる。読者と「長いお別れ」をした後のアンコールだし、マーロウにとってはもう会えないと諦めていた人と・・・おっと誰か来たようだ。休日前のウイスキーみたいにのんびり味わって。

2017/01/06

抹茶モナカ

本書がチャンドラーの遺作であると、村上春樹さんの翻訳者あとがきで知る。マーロウが簡単に異性とエッチしちゃうので驚く。ミステリーとしては、ラストまで謎が引っ張られるので、気になって読んだのだけど、一気に読まないといけない種類の本かもしれない。中断すると流れに戻るのに時間を要する。マーロウと会えるのは嬉しい。

2016/12/17

ひめ

村上春樹の訳ということで手に取った。う~ん、この本の内容について、私は女性の方々と語りたい。いろいろと疑問がある。石原さとみ演じる校閲女子だったら、「ここの記述、おかしいと思います。確認に行っていいですか?」と言いそうと思いながら読んだ(笑) 夢の切れはし云々で、ロバートパーカーのスペンサーを思い出した。

2017/01/04

くさてる

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」フィリップ・マーロウの名台詞がこの作品にあったことを初めて知りました。字の文も台詞にも、このどこまでもくどい感じのする物言いが溢れているので、これをお洒落と思うかうっとおしいと思うかで評価が分かれると思うのだけど私は半々という感じでした。いかにもなファムファタールや悪人のキャラが古いのは、むしろこっちが元祖なのだろうから酷な気もする。ジャンル小説だと思って読めば楽しめました。あとがきで村上春樹が述べていた作品への疑問点、わたしも同意です。

2017/05/03

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