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少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

作家
石田衣良
出版社
文藝春秋
発売日
2000-06-19
ISBN
9784163192802
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ジャンル

少年計数機 池袋ウエストゲートパークII / 感想・レビュー

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taiko

シリーズ2作目。この世界観にすっかりハマった。のぞき部屋のストーカー事件「妖精の庭」、目につくもの全てを数えて生きている「少年計数機」、老人とひったくり犯人を捕まえる「銀十字」、監禁事件の犯人を追う「水のなかの目」。最後の話がえげつなく、2転3転してそうなるかと興奮した。スッキリ解決するものもあれば、嫌な終わり方になるものもある。その感じがリアルで好み。主人公のマコトの人脈が最高。池袋署の署長が礼にいで、子供を助けたことでヤクザや池袋の権力者ともつながり、池袋のキングタカシとは高校時代の友人。次作も期待。

2023/12/09

わむう

「妖精の目」のぞき部屋サイトの女性に恋をしストーカーする男。「銀十字」老人ホームのマドンナ婆さんがひったくり被害にあい、ファンのじいさん二人の捕り物劇に協力する。「少年計数機」女優とヤクザ組長の間に生まれたサガン症候群ぽい少年が、義父兄に誘拐される。「水の中の目」女子高生監禁事件を調べるうちに、犯人たちと対峙することに。真の犯人は?という読み応えたっぷりな4本でした。

2022/08/28

純子

一作目より読んでいてきつかった。ストーカー、誘拐、ひったくり、底なしの暴力。最後の『水のなかの目』が本当にきつい。黒幕が誰であるかは、途中でわかったから驚きはしなかったが、彼の最期に対してマコトがとった冷酷な行動にはショックを受けた。ほんとにそれでよかったの?だって、マコトの震えは朝方までとまらなかったから。障害を抱えた女性の店に群がる男たち。そういう容赦ない設定も胸が苦しくなる。けれど、そこで得たお金でベトナムの子どもたちを学校に行かせるマドカを、自分より立派だと言うマコトに救われるような気もした。

2017/06/17

zoe

本読みはしているけれど、クラシックは聴いてないなぁと反省。

2017/08/09

ちゃちゃ

すっきりとする事件ばかりではありませんが、誠さんの温かさに救われる思いがするなあ。何にせよ、暴力許すまじ!!

2021/01/30

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