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大前研一敗戦記

大前研一敗戦記

大前研一敗戦記

作家
大前研一
出版社
文藝春秋
発売日
1995-11-01
ISBN
9784163509501
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大前研一敗戦記 / 感想・レビュー

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まめタンク

2012年77冊目。大前研一氏の著書としては異色の本かもしれない。都知事選敗退や参議院選敗戦。大前氏が負けるという事について書くのは、これが最初で最後なのかもしれない(全ての著書を読めば違うかもしれないが…)。基本的に選挙というのは政策ではなく、いかに国民受けするフレーズをメディアに乗せるかだと思った。民主党の「政権交代」であったり小泉政権の「自民党をぶっ壊す」だったりする。たぶん、政策の勝負では大前氏が圧倒的有利だった。でも勝てない。何故、勝てない?国民は今も昔もそれほど変わってないんだと、思った。

2012/10/28

かしわもち

他の大前研一著作品とは明らかに一線を画す内容。この本を読まなければ大前研一の正しい人物像は見えてこないのではないか。日本の行く末について真剣に考え抜き、徹底的な当事者意識を持って行動した結果、現在の活動がある事を理解することで大前研一への印象がかなり変わってくる。

2014/09/25

Pikatyuagarden

・あんたがなぜ滑稽なのかというとね、全部一人でやろうとしているからだ。明治維新を見なよ。・マッキンゼー的世界の中では、何が正しいかということが全てだった。人がどう思うかというのは、その基準に入ってこなかった。しかし、一票を入れてもらうというのはマッキンゼーの理論の世界とはまったく違うのだ。

2016/01/12

Hiroaki Tsubakino

大前研一さんが、コンサルティングの頂点を極め政治に乗り出すも完敗。赤裸々に、その実情が描かれています。客観的に敗因を見つめ、現在、人材の育成に心血を注ぐその原点を見ました。

2014/02/08

ジロー

大前研一さんの著書「敗戦記」を読んだ。 アマゾンの書評では、大前さんのベストに挙げている人も多い。 もちろん、企業参謀やボーダレスワールドが世界的な名著なのだろうが、この本は、人間、大前研一を赤裸々に綴っているという意味で、非常に興味深い。 これほどまで、素直にそして論理的に自分の敗戦を記することが出来るのは、すごい事だと思う。器の大きさと思考力の素晴らしさを同時に感じる。

2011/08/16

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