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長い旅の途上

長い旅の途上

長い旅の途上

作家
星野道夫
出版社
文藝春秋
発売日
1999-05-10
ISBN
9784163551302
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長い旅の途上 / 感想・レビュー

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アイシャ

星野さんの本を読むと心が浄化される。覚えておきたい大切な言葉がたくさん。『ニーズ(本当に必要なもの)とディザイア(欲しいもの)はずいぶん離れている』『冬がもたらす気持ちの安らぎ』これは雨の日に感じるものと近いかも。『日々の暮らしに追われている時、もう一つの別の時間が流れている。それを悠久の自然と言っても良いだろう』『寒さが人の気持ちを暖かくさせる。遠く離れていることが、人と人の心を近づけるんだ』。不便な部分も多い生活の中で、人の事を思う気持ちや、多様な人種や自然を受け入れる心が育っていくように思う。

2021/03/28

てんちゃん

星野さんの写真や著書が好きで、定期的に読みたくなります。アラスカや大自然への深い愛情と彼自身の魅力的な人柄。所々にふと漂う死への予兆…。彼を知る人は減りつつあるのかもしれませんが、それはあまりにも惜しい。様々な形で彼の作品は語り継がれて欲しいです。

2021/08/10

りょうけん

<意> 本のページの真ん中辺りにある”カラー写真”の部分を,先にじっくり見てから本文に取り掛かろうとした. が,いや待てよ,と考え直して ”編集後記”を読んだ. そしたらこの本は1999年に出ているのだけれど,著者 星野道夫の”遺稿集”だと云うことが解った. 僕は今回初めて星野道夫を読むので,初めてが遺稿集と云う,とても貴重な体験を図らずも自分で創って実行したことになる.良かったなぁ.

2020/04/04

アキちゃん

『人間に不可能なことを成し遂げさオーソモレキュラーせる、なにものかに感謝を捧げて』 『風こそはやわらかい真の化石だ。』 『情報が少ないということはある力はを秘めている』『人は誰でも、いつか負のカードを持ち、どこかでそれを救いながら生きていく』『人の持つ運は、日々の暮らしの中で変わってゆくもの。それを左右するのは、その人間を取り囲むものに対する関わり方』

2018/07/18

Book Lover Mr.Garakuta

ジンセイイチロとは思えないエッセイ集。特に自然との共有生活の話が心に残る。

2019/10/06

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