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ガセネッタ&シモネッタ

ガセネッタ&シモネッタ

ガセネッタ&シモネッタ

作家
米原万里
出版社
文藝春秋
発売日
2000-12-01
ISBN
9784163568805
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ガセネッタ&シモネッタ / 感想・レビュー

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Yunemo

痛快なまでの、思い切った言いきりに目を見開かされて。欧州ベースの話ではなく、ロシアベースの話って、なかなかお目にかかれませんでした。読了して初めて、自身、新しい見方が。一面で言語としての日本語論であり、対外に比しての日本文化論であり。著者の職業である同時通訳、「両者の意思疎通は私がいて初めて成立」これって凄過ぎます。著者の言う、映画と原作、それぞれに独自の強い想いが、映画として制作されたものにも、原作ものにも、傑作なものにも、駄作なものにも、それぞれに見どころがあるものだ。気持ちの奥に沁み込む一言でした。

2016/11/06

さなごん

通訳にまつわる話を中心に。ナナメ読みでした。すごい知識量だよなあ。通訳ってすごいな

2015/03/31

miu

ガセネッタ・ダジャーレとシモネッタ・ドッジ かわいらしい愛称!米原さんの周りにはいつも笑いが溢れている。通訳仲間も楽しそうな方ばかり。その反面、通訳という仕事の裏側が想像していたものと違いビックリ。華やかさだけではなく心拍数がずっと160を刻むほど過酷なお仕事だと知った。(同時通訳の場合) それにしても米原さんはチャーミング。かなり皆から愛されていた人なのだろうな。

2016/03/22

魚京童!

読んだんだけどな。わかんねーや。やっぱちゃんと仕事してる人の本は面白い。私もこうなりたい。ちゃんと仕事して、人生を愉しむ。なんだろうね。でもさ、こうなりたくないんだよね。面白いかどうかは別として頭がクリアな時が続いてほしい。今無理やり駆動してるんだよね。それって良くないんだよね。これを疲れるっていうのかもしれない。でもこれだと何にも意味がないと思うから。気のせいなのかもしれない。困ったことだ。なんか愚痴ばっかりだな。もう少しこれはブログで書くことだよね。久々に書くか。

2017/10/29

たまきら

笑いっぱなし。通訳現場の裏側は楽しいな。「お疲れ様です」=現在の「ひらけごま」は真実。20代の頃大学に勝手に入り込んでは講義を聞いていましたが、一回もしかられたことがなかったなあ。レギュラーでもぐりこんでいたクラスで先生に「単位あげるよ」ってからかわれたぐらい。自分の通訳失敗ネタもうけますが、やっぱり人のが面白いなあ!

2017/05/30

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