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ペンギン、日本人と出会う

ペンギン、日本人と出会う

ペンギン、日本人と出会う

作家
川端裕人
出版社
文藝春秋
発売日
2001-03-01
ISBN
9784163572000
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ペンギン、日本人と出会う / 感想・レビュー

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mokamoka

日本人は世界で一番ペンギンが好きらしい。え?だって可愛いからやん?と思うけれど何故ペンギンを可愛いと思うに至ったか、真面目に学術的に考察している。うーん面白い!なるほどーの嵐。ラストは動物園・水族館の原罪に落涙。人間の持つ残酷さ、傲慢さに眠れなくなる。南紀白浜アドベンチャーワールドだけが表立って断罪されているけれど、全ての動物園・水族館にはこの罪があるのではないか。ペンギンおよび全ての動物たちの福祉を願わずにはいられれない。可愛いペンギンの幸せは人間の幸せでもある。

2011/08/10

シャル

ペンギンと日本人の関わりがどう始まり、何が起こり、これからどうしていくべきか。この本においても、ネイチャーノンフィクションにおける川端氏の視点は、やさしくも鋭い。ペンギンを含む動物達への原罪と、その上になりたっている今の自分達の感情や意識。それを自覚して、可愛いで思考停止するのではなく、さりとて罪の意識で歩みを止めるのではなく、今、ペンギンのために出来ることを考えねばならない。そんな意識へと背中を押す一冊。

2011/09/10

t_hirosaki(エア読書会)

本書が書かれた2001年からどれだけ状況が変わっているだろうか。ぜんぜんわからないので調べてみたい/わが国のペンギン大好きな国民性がいかにして形成されてきたのかをさまざまな角度から紐解いた一冊。ペンギンが初めて登場した書物、ペンギンの初来日、ペンギンを『可愛い』と評価した初めての人間、『可愛い』が定着するまでのさまざまなこと、日本で最初のペンギン研究者である青柳昌宏のエピソード等。毎度のことながら著者の取材量すごい……。フンボルトペンギンが絶滅の危機にあったことも本書で知りましたが、今はどうなってるのかな

2017/11/26

フテネドラ

日本が世界で一番ペンギン好きな国と化す過程がしっかりと書かれていて、ペンギンに対する感情なんてどこの国でも大体同じようなものだろうと漫然と思っていたし、南極のペンギンはカビに弱いというエピソードも言われてみればそうだよなあと目から鱗。実に良書だったけど、書かれたのが2001年で絶版になっているだけに、現状にアップデートした改訂版が出て然るべきだと思う(`・ω・´)

2018/08/03

seichan

なんだって日本人はこんなにペンギンが好きなのか……。南氷洋の捕鯨話から始まって、学術研究や現地フィールドの話にまで広がっていく。動物園や水族館の原罪、ペンギンにまつわる生息地の現状など、いろいろと考えさせられるものが多かった。個人的には、捕鯨船の時代の話が興味深かった。

2014/05/30

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