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スタア・バーへようこそ

スタア・バーへようこそ

スタア・バーへようこそ

作家
岸久
出版社
文藝春秋
発売日
2004-01-28
ISBN
9784163656007
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スタア・バーへようこそ / 感想・レビュー

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MOKIZAN

バーテンダーは居酒屋の大将より難易度が高い客商売のように思う。まず客の求める雰囲気を察知しなくちゃいけない。黙って相対する客もいれば、話相手を求める客も、話してても多くの場合、盛り上がっちゃいけない。そして店にアルコール薫香ならぬ、清潔感が求められる。生魚は触らなくても、氷は触りまくりだし。まあ、客側にもグラスのこなし方だとか、焼き串落としちゃいけない等、最低限の品性の持ち合わせを求められるが。こういうお店にはホッピーベースのカクテルなんてのは無いのだろうか?内容はタイトル通り、自店の宣伝です。

2017/02/17

misui

バーテンダーは調理技術者であり接客技術者であるとして、主に技術の面を開陳している。たとえば氷に手間を掛けるなどというのはあまり表に出てこないのでは。「カウンターの中でくるりとお客様の方を向いたら、それらをすべて忘れるというか、酒や技巧の世界に囚われてしまってはいけないのです。お客様に対しては、気楽に飲んでください、というスタンスに立たなければ」という姿勢にはこの職業の本質が表されている。それ以外では、今は少なくなったとしながらも、客の注文には概ね応じるという古い銀座文化が京都の老舗のようで面白い。

2015/08/23

読生

お酒をあまり飲まない人間には遠い存在のバー。 でも行っていいらしいよ。当たり前のことなんだけどね。 しかし、その扉を開けるには勇気が必要で。 だからこうしてバーとはどんなものか教えてくれる本は貴重。 楽しそうなんだけどなあ。 1杯を大切に出してくれることは分かった。 みんなその1杯でどれぐらい滞在するんだろうな。 喫茶店みたいに30分~1時間とかなのかな。

2024/03/03

Satoshi Akatsuki

銀座にある、とあるバーのバーテンダーさんが書いた本。おもしろいよ。

2015/10/02

enoh_ikeda

【読んだ本】 ・ ・ ・ カクテルの話、ウイウスキーの話…。 知らないことだらけで目からうろこ。 バーで飲む事が楽しくなりそう。 「専門家として、知識や技術にこだわるのと同時に、お客様の前ではそれを表に出さずに楽しんでいただく。」の一文に背筋がのびる。 「銀座に住む」という飲み方があるのか…。

2017/01/26

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