読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

会うまでの時間 自選歌集

会うまでの時間 自選歌集

会うまでの時間 自選歌集

作家
俵万智
出版社
文藝春秋
発売日
2005-10-25
ISBN
9784163675503
amazonで購入する

会うまでの時間 自選歌集 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

『サラダ記念日』から『チョコレート革命』までの歌から394首を選んだ自選歌集。『サラダ記念日』などは、今あらためて読んでも新鮮な調べに満ちている。今回、気が付いたのは、牧水、蕪村、大江健三郎、岡井隆などが踏まえられた歌が存外にあったこと。それは、彼女の読書歴の反映でもあろう。『サラダ記念日』の若い恋人、そして『チョコレート革命』の「水蜜桃の汁吸うごとく愛」した男性。それは同時に彼女の恋の成長をも跡付ける。すなわち、ここに再編された歌集『会うまでの時間』は、俵万智におけるナルシズムの軌跡でもあったのだ。

2016/05/01

masa@レビューお休み中

18年分のときをギュッと凝縮した自選歌集は、果汁100%のジュースを飲んでいるかのような濃厚さである。俵万智さんの代表作『サラダ記念日』をはじめ、『とれたての短歌です。』『もうひとつの恋』『かぜのてのひら』『チョコレート革命』の5歌集の中から、394首を自ら選んで収録しています。この一冊を読めば、俵万智という歌人が今までどのようなうたを詠んできたのかを知ることができるのではないだろうか。激しい恋のうたや、父に捧げるうた、子を詠んだうた、季節や情景を詠んだうたなど、さまざまな短歌が収められています。

2014/05/19

パフちゃん@かのん変更

5冊の詩集の中から選ばれた394首。その中で持っているのは「サラダ記念日」だけ(何故か2冊)ですが、394首はどれもまっすぐで正直な歌でした。中でも好きなのは「万智ちゃんが欲しいと言われ心だけついていきたいはないちもんめ」「7・2・3(なにさ)から7・2・4(なによ)に変わるデジタルの時計見ながら快速を待つ」「それ以上近づけないけど傷つかない『ありがとう』とは便利な言葉」「私語止めぬ生徒を叱りつけておれば古典文法ひ、ひ、ふと笑う」「『あい』という言葉で始まる五十音だから傷つくつくつくぼうし」 

2014/08/16

ゆにこ

サラダ記念日は発売当時ブームだったなあ。今読んでも古臭いとは全く思わない。三十一文字は短いですが、だからこそ読む人が色々想像出来て楽しい。

2014/06/18

のんのん

万智さんの自選歌集。三十一文字とう短い言葉ではあるけれど その言葉に自分が出会うまでに どれだけ深く感じ 味わったか。その時間の厚みが 結局は歌の厚みになる。万智さんのあとがきにこう記してありました。まさにそのとおりだと思い引用させていただきました。

2014/04/03

感想・レビューをもっと見る