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実りの庭

実りの庭

実りの庭

作家
光野桃
出版社
文藝春秋
発売日
2011-05-27
ISBN
9784163736006
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実りの庭 / 感想・レビュー

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おいしゃん

介護、母、娘、死、そういった家族についてのエッセイ。著者の娘とはほぼ同年代のようだが、こんな母親は勘弁してほしい、と思ってしまった。ちっとも気にならない人の私生活など、当然興味がわかないものだが、エッセイも然り。そういう意味では入り込むことのできないエッセイだった。

2015/11/14

ゆみねこ

私とほぼ同世代であろう著者の、主に家族を描いたエッセー。親を看取り、子供を自立させ仕事に生きる50歳代。私にはまだ親の介護は未経験だが迫っているもろもろの問題に目を逸らせるわけにはいかないのだと実感。親の遺品整理をした日、元気なうちに身の回りのものを徹底的に片付けることを決意した著者。私の場合もまずはそこからかなぁ…。

2012/05/17

seeds

2011年5月発行 著者はファッション関係の人、特に20年以上前よく購入していた雑誌ノンノで名前を拝見していたような記憶があります。図書館閉館に際し近くの市民センターから借りたものです。装丁に惹かれて手にとりました。中身は濃く引き込まれあっという間に読了です。私の親世代と近い彼女。亡くなった母親(良妻賢母の鏡のような人)との様々な記憶や鎧を着て走り続けた仕事人生の日々、家庭人としての後ろめたさ、娘との関係、老いを考え生き方や暮らし方を転換していくあたりなどがきちんとした綺麗な文章で綴られていました。

2020/03/09

mami

介護をして親を見送り、育児にひと段落、ご主人の転勤で中東への転居、自身の多忙さが更年期と重なってうつ状態。そんな頃に書かれたエッセイ。実家の物を処分した際の心境を彼女はこう綴っている。「これでもう母は完全にこの世から去った。ひとが逝くのはその周りにある物も含めて。モノたちに宿る思いは残された人間が断ち切ってやるしかない」と。一人娘の私は実家の処分を一人で行った。膨大な物の量に圧倒されつつ親が生きてきた証拠を消去しているのだなと思いながら。あれが最も大変な作業と感じたのは、こういうことだったんだ。

2018/05/12

ダグラスまま

母と娘、家族についての小話、コラムを纏めたもの。良かった〜。ほっこりした家族の話もあり、介護のつらい話もあり、新婚の食器の話もあり、日常のちょっとした話なのだけど、どの話も人間の温かみが感じられる。お母さんが人生の晩年で、ダンスの講師にほのかな恋をしていた話が印象に残った。苦悩していたことも、後になれば爽やかな思い出になるのかもしれない。細切れに読んだけどなかなか良かった!

2015/02/24

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